2024年 4月 28日

2024.4.28.     礼 拝

 

エステル記4:10‐17(P767)     「信仰は勝利の力」

 

エステル記には、「神」や「主」という言葉が全く書かれていません。しかし、神は、確かに働いておられたのです。エステルは、神を信じていました。だからこそ、困難の中でも行動することができたのです。私たちの信仰とは、一体どのようなものなのでしょうか。

1.神が必ず守ってくださる

この時、エステルの前には、①ユダヤ人を全滅させる勅書が出された。②王のもとへ行くためには、王が召し出す必要がある。という問題を抱えていました。これからの彼女の行動は、命がけだったのです。それができたのは、神の守りを信じていたからです。神は、私たちの考えを超えて働いてくださいます。このお方にいつも信頼していきましょう。

2.神がそこに置かれた

私たちの日常は、偶然の連続であると感じるかもしれません。しかし、私たちが偶然と感じるようなことも神の必然なのです。エステルがペルシアの王妃であったのも神の計画の一つでした。そして、神は、万事が益となるように共に働いてくださるのです〈ロマ8:28〉。今の状況を嘆くのではなく、神の計画に期待しましょう。

3.神が共に歩んでくださる

エステルは、自分自身の力だけで困難を解決しようとはしませんでした。何よりも神に頼ったのです。私たちは、状況を見る時に、進むことを躊躇してしまうことがあります。けれども、私たちは一人ではありません。私たちを助け、安心させてくださるお方が共にいるのです。神から離れることなく、いつも共に歩んでいきましょう。

神が一緒にいるならば、何が起こったとしても大丈夫です。神に対する信仰こそが問題解決の鍵なのです。神に信頼し、神と共に目の前にある壁を乗り越えていきましょう。

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