聖書のメッセージ

2024.3.17.     ウェルカム礼拝

 

ヨハネ福音書14:6(P196)     「父のもとへ行く方法」

 

主イエスは、「わたしの父の家には住む所がたくさんある」〈2〉と言われました。その所は、私たちのための場所でもあるのです。ただ、弟子たちは、その所へ行く方法が分からず、戸惑いました。どうすれば、天の父なる神のもとへ行くことができるのでしょうか。

1.主イエスは「道」である

正しい道を歩かなければ、目的地に着くことができません。私たちの人生にも様々な道がありますが、なかなか正解を見つけることができないのです。私たちの人生の目的地は、父なる神のもとです。主イエスは、「わたしは道である」と言われました。ここに、父に至る唯一の道があるのです。どのような時にもこの道を選び、進みましょう。

2.主イエスは「真理」である

何を信じたら良いのか、何に頼ったら良いのか分からないのがこの世の中です。主イエスは、そのような世の中にあって「わたしは真理である」と言われました。真理は、間違っていないことを表しています。主イエスに従っていく時、正しい道へと導き続けてくださるのです。このお方に信頼し、従い続けましょう。

3.主イエスは「命」である

働死は、多くの人たちに恐怖を与えます。しかし、聖書には、死の解決の鍵がはっきりと書かれています。主イエスは、十字架の死と復活を通して私たちに永遠の命を与えられます。このことは、不老不死を意味しているのではなく、神と共にいることができるということなのです。永遠の命を自分自身のものとして受け取りましょう。

父のもとへ行く方法は、単純明快です。主イエスこそが唯一の道なのです。この道は、私たち一人ひとりのために与えられました。十字架に感謝し、この道を進んでいきましょう。

2024.3.10.     礼 拝

 

ネヘミヤ記2:17-20(P741)     「成功させてくださる神」

 

ネヘミヤは、「エルサレムの城壁を再建する」という神からのビジョンを握りました。ただ、そこには、問題が山積していました。私たちが神に仕えようとする時、様々な問題が起こってくることがあります。そんな時、どのように進んでいったら良いのでしょうか。

1.神を信頼して進む

ネヘミヤは、一つ一つの事柄や体験を通して、神は確かに働いてくださっていることを知りました。そして、神を信頼したのです。城壁再建に向けた入念な準備は、その後の出来事なのです。神は、道を開き、共に前へと進んでくださいます。私たち一人ひとりに神がしてくださったことを思い起こしていきましょう。

2.神からの力を受け取る

ネヘミヤの呼びかけに応じてイスラエルの民たちは立ち上がりました。神が共におられ、働いてくださっていることを知った時、力を受け取ることができたのです。ここでネヘミヤがしたことは、神の素晴らしさと神がしてくださったことを大胆に伝えただけです。神は、力を与え、その働きへと押し出してくださいます。

3.神によってできる

働きを始めようとした矢先、城壁再建に反対する勢力が出てきました。ネヘミヤは、反対者の存在に少しも揺るがされることはありませんでした。「天にいます神御自ら、わたしたちにこの工事を成功させてくださる」〈20〉と告白したのです。神は、信仰に答えてくださいます。どんな時にも主を見上げ、「神によってできる」と信仰告白しましょう。

私たちの力では難しいことが多々あります。しかし、成功させてくださるのは、主なる神様です。それぞれの信仰の歩みを神と共に一歩一歩進んでいきましょう。

2024.3.3.     礼 拝

 

使徒言行録8:4(P227)     「主の福音を告げ知らせる」

 

主は、天に上られる前、「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」〈マコ16:15〉と語られました。この言葉を実行したのは、弟子たちだけではありません。聖書に名前が書かれていない多くの人たちもそれぞれの場所で福音を告げ知らせたのです。

1.十字架の愛を受け取ろう

私たちの信仰の土台は、十字架です。十字架の愛を体験した時、人々は居ても立っても居られなくなりました。福音を伝えたいと思ったのです。それは、危機的な状況でも関係ありませんでした。私たちは、どのような時にも主の愛に戻りたいのです。主の愛を自分自身のものとしてしっかりと受け取り、福音を伝えるために立ち上がりましょう。

2.聖霊に満たされ続けよう

一歩を踏み出すのは難しいことでもあります。具体的にどうしたら良いかが分からないからです。聖霊は、そんな私たちを助けてくださいます。聖霊が降ると、私たちは主の証人となることができるのです〈1:8〉。あなたは、日々、聖霊に満たされていますか。自分自身の力で頑張ろうとするのではなく、聖霊の満たしを求めていきましょう。

3.主に用いていただこう

主は、有名な人や能力のある人だけを用いられるのではありません。ごく普通な人たちも用いられるのです。私たちは、できないことばかりに目を向けてしまいます。しかし、目を向けるべきなのは、主があなたを用いてくださるという事実です。あなただからできることがあります。「私を用いてください」と祈り、主の働きを担う者となりましょう。

今年もイースターが近づいてきました。家族・親族・知人・友人に主の福音を告げ知らせていきたいのです。そのために、「私を用いてください」と祈ることから始めていきましょう。

マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。(ヨハネ20:18)

 

イースターは、多くの人たちにとって明るい印象を持っている日と言えます。ただ、聖書の御言葉に書かれているイースターの出来事を読む時に、決して明るい印象を持つことができません。人々は、主イエス・キリストの十字架の死によって深い悲しみの中におかれていたからです。この悲しみは、イエス様の死を悼んでいるだけではなく、彼らの持っていた希望が失われたという悲しみも含まれていました。もはや、自分自身の力では立ち直ることができない状況からイースターの出来事は始まっているのです。

マグダラのマリアもそんな一人でした。彼女は、週の初めの日、朝早く、暗いうちから主イエスが葬られている墓へ出かけていきました。そこには、涙しかありませんでした。そして、追い打ちをかけるかのように、墓からイエス様の遺体がなくなっている事実に直面するのです。

御言葉がここで終わっていたとするならば、イースターは、暗く、悲しい出来事のままです。しかし、彼女は、この後、復活されたイエス様と出会うことになります。この事柄こそが、明るく、喜びの出来事の日となる鍵なのです。

また、彼女は、主イエスと出会っただけではありません。主イエスの言葉を聞き、弟子たちに復活の事実を伝えるために出て行く者となっていくのです。そこには、涙はありません。喜びと共に「わたしは主を見ました」と伝える者となったのです。

今年のイースターは、3月31日(日)です。イエス様は、今も変わることなく、私たちの涙を拭い去り、喜んで福音を宣べ伝える者としてくださいます。

あなたもこの復活の主にある喜びを体験しませんか。そして、御言葉を受け取り、福音を携えて一歩を踏み出す者となりましょう。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

2024.2.25.     礼 拝

 

Ⅱテモテ1:1-10(P391)     「励まし合う関係」

 

使徒パウロとテモテは、師弟関係にありました。「愛する子テモテへ」〈2〉と書くぐらいにとても大切な存在であり、いつも励まし続けていたのです。ただ、この時、パウロは、殉教の死を目前としていました。どうして困難な状況でも励ますことができたのでしょうか。

1.励ましは受けることから始まる

パウロは、牢獄の中で主に感謝をささげました。テモテが純真な信仰で神と人に仕えていたからです〈5〉。テモテの存在が喜びと励ましへと繋がっていったのです。パウロは、励ます人であったの同時に励まされる人でした。相互の関係が大切なのです。励ましを与えようと努力するのではなく、まず自分自身が励ましを受けることから始めましょう。

2.励ましは相手を前進させる

テモテの働きの中でブレーキをかけていたものが一つありました。テモテが臆病であったことです。パウロは、そんなテモテにすでに神から与えられているものは何なのかを教えました。このことに気が付いた時、テモテは、前へと進んでいくことができたのです。励ましは、自分自身の使命を再認識し、再び燃えたたせる力があるのです。

3.励ましの中心に主をおく

励ましは、世の中でも当たり前のように行われていることです。けれども、その励ましは、一時的なものに過ぎません。励ましの中心は、主である必要があるのです。なぜなら、限界がなく、問題の本質的な部分を解決することができるからです。励ましは、私たちと主との共同作業です。どのような時にも主に期待し、全てを委ねていきましょう。

主は、私たちに教会を与えてくださいました。教会は、縦の関係だけではなく、横の関係も大切です。今日も主を中心にし、励まし合い、共に前進していきましょう。

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