「堅固な基礎」

2024.4.21.     礼 拝

 

Ⅱテモテ2:19(P393)     「堅固な基礎」

 

テモテは、この時、大きな問題を抱えていました。「復活はもう起こった」という異なる教えが教会内に広まっていたからです〈18〉。そんな時、使徒パウロは、テモテに神が据えられた基礎を改めて確認させました。私たちは、今、どこに立っているのでしょうか。

1.神の愛の基礎の上に立つ

どのような状況の中にあっても「主は御自分の者たちを知っておられる」のです。この知るという言葉は、予想に基づくものではなく、確信に満ちたものなのです。問題が起こった時、私たちは、孤独を感じることがあります。しかし、主は、あなたを愛し、知ってくださるのです。神の愛に感謝し、いつも主を意識しましょう。

2.神の義の基礎の上に立つ

「主の名を呼ぶ者は皆、不義から身を引くべきである」と勧められています。不義から身を引くことは、主の基準に立つことなのです。私たちは、大切にしなければならないものを見失い、判断を躊躇してしまうことがあります。御言葉は、私たちを正しい方向へと導きます。周りのものに左右されるのではなく、神の義に立ちましょう。

3.堅固な基礎の上に立ち続ける

神の愛と神の義は、神が据えられた堅固な基礎です。私たちは、常に自分自身の足もとを確認し、堅固な基礎の上に立ち続ける必要があるのです。この基礎に立ち続ける時、私たちには、守りと導きがあり、どんな問題も解決することができるのです。不安を覚える時、自分自身が立っているところを確認し、主に全てを委ねましょう。

信仰生活の中では、様々な事柄が起こってきます。けれども、日々変わっていく状況に左右されるのではなく、堅固な基礎の上にしっかりと立ち続ける者となりましょう。

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