「御心に適うこと」  

2025.3.16     礼 拝

Ⅰペトロ2:18-25(P431)     「御心に適うこと」

不当な苦しみを受けることになっても、神がそうお望みだとわきまえて苦痛を耐えるなら、それは御心に適うことなのです〈19〉。

1.苦しみの中にあっても 

当時の召し使いは、「職業」ではなく「生きること」でした。それは、良いことを行なったから、良い地位を得られるというものではありません。彼らには権利がなかったからです。ペトロは、どのような主人にも敬意を持って従うように勧め、それが御心に適うことだと教えます。

不当な扱いを受ける時にも、善を行い続け、耐え忍ぶことは、難しいことです。

2.イエス様のなされたこと 

ペトロの言葉は、無実の全きお方であるイエス様が、苦しみを受け入れ、「十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担って」〈24〉くださったことに目を向けさせます。私たちは、このイエス様の模範に続く者となるのです。

イエス様は自分で復讐することなく、すべてを神様に委ね、苦難をも御心としてを受け入れられました。

3.御心にかなうこと  

現代の私たちの生活は平安ですか?恐れ、悩み、人それぞれに苦しみはあるのです。ですから、私たちも神様の御心を意識することが必要です。救いを受け、生かされている自分が召されたのは、義によって生きるためです。

さまよい戻った羊のように、神様の御心に従い、その力を信じましょう。

お祈り 天の父なる神様は、私たちの置かれている状況をご存じです。人々に伝えるために必要な力と忍耐をいただき、神様の御心に適う者となることができるように、私たちを支えてください。イエス様の御名でお祈りします。アーメン