「祈りから始まった」
2021.8.8. 礼 拝
ネヘミヤ記1:4(P739) 「祈りから始まった」
ネヘミヤは、エルサレムの現状を聞き、城壁再建という思いが与えられました。しかし、それは決して簡単なことではありませんでした。すぐに無理だと諦めてしまっても良いような事柄だったのです。彼はどのようにして乗り越えていくことができたのでしょうか。
1.主と向き合った
最初の行動は、「座る」ことでした。私たちは目的のために、目に見える形で何か行動しようとします。主がまず求めておられることは、立ち上がることでもなく、実行することでもなく、主の前に座ることなのです。主と向き合うことから始まっていくのです。どのような時にもいつもここから始めていきましょう。
2.主に祈り続けた
ネヘミヤの祈りは、一日だけでは終わりませんでした。幾日も続いていくのです。また、あらゆる場面で彼は祈り続けているのです。時として、その祈りは嘆きに満ちたようなものであったかもしれません。主はそんな祈りをも聞いてくださるのです。あなたはいつも主と繋がり続けることができていますか。
3.主によって立ち上がった
祈りが終った後、彼は立ち上がる者となりました。それは、「今日、主は祈りを聞いてくださる」と信仰をもって祈ったからです。その祈りの中で励ましと力を受けることができたのです。主は私たちの祈りを必ず聞いてくださいます。自分自身の力ではなく、全てを委ねて、主によって立ち上がっていきましょう。
祈りから全てが始まります。私たちが無理だと諦めていることも主によって可能となっていくのです。主に期待して、今日も祈りの手をあげていきましょう。