「イエス様の痛み」
2018.3.4. 伝道礼拝
マルコ14:12-21(P91) 「イエス様の痛み」
人の子は聖書に書いてあるとおりに、去って行く〈21〉。
最後の晩餐
『最後の晩餐』という有名な絵画を見た事がありますか?多くの画家が、イエス様が十字架に掛かられる前に、弟子たちと食事をした場面をイメージして作品にしました。この食事は意味のあるものであると同時に、イエス様の痛みが表されています。この記事も四福音書すべてに書かれています。
食事の準備
準備をする弟子に、イエス様は「都に行って水がめを運んでいる男について行け」と言われます〈13-15〉。弟子たちは、言葉通りに従って準備されている部屋を見つけました〈16〉。神様のご計画によって、イエス様はすべて知っておられ、これから食事の席で起ることも知っておられたのです。
イエス様の痛み
イエス様は12弟子を大切にしました。しかし、「一緒に食事をしている者が、私を裏切ろうとしている」〈18〉と言われます。弟子たちは「まさか私のことでは」と口ぐちに言いました。イエス様は人として痛みを覚え、悲しまれました〈21〉。聖書が成就すると同時に、人に思いを寄せられました。
イエス様はユダが裏切ることを知っていましたが、このユダをも愛しておられました。十字架は神様の大きな愛による私たちへのご計画なのです。
お祈り 天にいます父なる神様、御名を崇めます!神の御子であるイエス様が人と同じ痛みを受けたことを覚えます。そして、神様の愛のゆえの計画であることを感謝します。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン