「何を求めているのか」

2016.10.30.       礼 拝

 

ヨハネ 1:35-51(p164)     「何を求めているのか」 

 

何を求めているのか 〈38〉

▽アンデレとヨハネとは、バプテスマのヨハネの弟子からイエスの弟子となる〈35-37〉。ここにバプテスマのヨハネの謙遜を学びます〈3:27、30〉。(見る=12。出会う=5。泊まる=3)。

▽イエスは、ついてくる二人に「何を求めているのか」と尋ねます。実はこの質問はすべての人に対しても、とっても重要な質問です。あなたは何を求めていますか。

▽イエスは、私たちが真実に何を求め、何を第一にして生きるかによって、その人の生き様が変わることをご存知だから、一人ひとりにそれに気づいてほしいのです。

 

来なさい。そうすれば分かる 〈39〉

▽先生のヨハネから、イエスのことを「神の小羊」と紹介された二人は、イエスに従います。イエスが本当に「神の小羊」か、どうか、興味があったからです。

▽だから、イエスの質問〈38〉に対し、逆に二人はピントはずれのような質問をしたのです〈38〉。それは、イエスと共に泊って、ゆっくりと会話したかったからです。

▽二人が、本当に幸せなすばらしい人生を求めていることを知って、イエスはその求めに答えるために「来なさい。そうすれば分かる」と言われたのです〈39〉。

 

イエスのもとに泊った 〈39〉

▽〈39〉のイエスの言葉は、二人の質問、泊る場所に対するものと、二人が真剣に求めているもの両方の答えです。どちらもイエスに従い交わることにより分かるから。

▽イエスと共に泊り、親しく交わることによって、イエスが「ラビ」以上の方であり、「神の小羊」こそが、聖書が示すメシアであることが分かったのです〈41〉。

▽人生最高の恵みをイエスの内に見出したアンデレは、兄弟シモンをイエスの所に導きました〈42〉。シモン(シメオン)が、ケファ・ペトロ(岩)に変えられてゆきます。