「この山地を私に」
2016.4.17. 礼 拝
ヨシュア 14:10-12(p361) 「この山地を私に」
主に従いとおした 〈8〉
▽カレブは、カナンの地を偵察するため、モーセに遣わされた12人の中の1人です。40日間の偵察を終えて帰ってきた12人の内10人はカナン人を恐れ、占領は無理だと反対。しかし、ヨシュアとカレブだけは「必ず勝てる」と進言〈民13:30〉。
▽イスラエルの民の不信仰のため、カレブも40年間荒野をさすらいました。約束の地に入り、嗣業の土地が割り当てられる時、カレブは85歳でした。彼は、過去をふり返り、この時のことを〈7、8〉と述べています。
▽結局、約束の地に入れたのはヨシュアとカレブだけで、他の民は荒野で死んだ。カレブが、約束の地に入れたのは、彼が「主に従いとおした」からです〈8、9、14〉。
祝福と勝利の秘訣は、カレブのように「主に従いとおす」ことです。
この山地を私にください 〈12〉
▽約束の土地が割り当てられる時、カレブはモーセの約束に立って〈9〉、ヨシュアに〈10-12〉と求めました。85歳にもなっている彼がです。
▽カレブは、さらなる戦いにチャレンジしたのです。自分と同じ偵察隊のメンバーであったヨシュアが今はリーダーです。しかし、彼は妬むことなくへりくだっています。
▽山地は平野より占領が困難です。しかもアナク人(最も手ごわい民)が住む地です〈12〉。85歳のカレブは、あえて、難しいことに挑戦したのです。
▽カレブの心からの願いは、主と共にあって生かされることであり、主の御心にかなう自分となることであり、主の栄光のために用いていただくことです。
▽私も、主のご計画に従い、未知の地、未開の地、枚方に挑戦します。
あなたも陶器師なる主が、形造ろうとしておられる器になるため、たとえ山地を克服しなければならないとしても、それに挑戦しましょう。〈イザ46:3-4〉