「一つの体、多くの部分 」 2026年11月
そこで神は、御自分の望みのままに、体に一つ一つの部分を置かれたのです。(Ⅰコリント12:18)
少しシーズンは過ぎてしまいましたが、秋と言えば、キンモクセイ(金木犀)の季節でもあります。我が家にとって、キンモクセイは、外を歩いているとふわっと香ってくるので、秋がやってきたなと感じる一つの要素でもあります。
テレビの気象情報のコーナーでキンモクセイの話題が取り上げられていたので、興味深く見ていたのですが、日本にあるキンモクセイは、すべてがクローンなのだそうです。
キンモクセイは、江戸時代に中国から観賞用として日本に持ち込まれました。その際、花付きが良く、香りの強い個体であった雄株が選ばれ、それ以来、挿し木や取り木など、人為的な方法で増やされていきました。現在、日本の各地にあるキンモクセイのもとをたどるならば、この江戸時代の雄株になるのです。全てが同じ遺伝子(クローン)を持つため、同じような環境の変化に反応しやすく、日本各地でほぼ同じ時期に花を咲かせるのです。
私たち人間は、クローンではありません。
主なる神様は、教会を一つの体と表現しました。ただ、体にも多くの部分があります。私たちは、その部分なのです。だから、全員が同じ働きをする必要はありません。また、そこには、得意・不得意もあります。それぞれのできることをもって、働くことが大切なのです。
私たちは違っていて当然です。
しかし、主イエス・キリストは、そんな私たちを結び合わせてくださいます。そして、多くの部分を一つの体としてくださるのです。
今日も主にあって互いに祈り、励まし合う者とならせていただきましょう。
門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

