「いちじくの木」

2015.11.8.　　　　　　　礼　拝

 

マルコ 11:12-14、20-25　　　　　「いちじくの木」

 

いちじくの木は悪かったのか？

イエス様はいちじくの木を枯らしました。その理由は、実をつけていなかったから。しかし、いちじくの季節ではなかった〈13〉のです。一見、とても理不尽に思える事柄です。ここで私たちに言われているのは何でしょう？イエス様も理不尽だから、あなたも耐えなさい！ですか？違いますね。

私たちの生活は、いちじくの木のようになっていないでしょうか？

 

おにぎらずの法則 　（繋がりがある）

聖書を読む時には、いろいろな読み方があります。いちじくの木の話に挟まれている具は、神殿から商人を追い出す話〈15-19〉です。神殿の本来の意味から外れた行いに、イエス様は行動します〈15、16〉。聖書の他の箇所を読む時にも、前後が意味で繋がっている箇所があります。

他にも法則が見つかると、もっと聖書が楽しく読めるようになります。

 

赦してあげなさい

いちじくの木は、マタイに並行箇所がありますが25節は書かれていません。祈り〈22-24〉と赦し〈25〉について、いちじくの木の意味と同じように捉えて読んでみましょう。私たちは自分の本質を見ることができます。完璧な人はいません。素晴らしいまま一生を過ごすのは難しいことです。

私たちが赦され、在ること、信じる者とされたこと、思い起こしましょう。

 

お祈り　天の父なる神様、御名を崇めます。私たちの本質を神様はご存知です。変えられてゆきますように。気付いた時、すぐに悔い改めることができるように助けてください。イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。