聖書のメッセージ

心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。(ヨハネ14:1)

 

私たちの日常は、様々なことが起こってきます。また、心を騒がせることの連続であるとも言えます。

今年は、まだ半年を経過していないにも関わらず、大規模な災害、事件や事故が立て続けに起こっています。1月1日には、能登半島地震が発生し、2日には、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故が起こりました。

世界に目を向けてみても、イスラエルとイランの対立が強まり、報復し合うなど、にらみ合いが続いています。4月3日は、台湾・花蓮地震が発生し、日本でも津波警報が発表されました。

テレビのニュースなどを見ながら、「なぜ」「どうして」「これからどうなるのだろうか」という思いが私たちの心を占めています。

私たちが心を騒がせるのは、決して大きな出来事だけがきっかけとなっているのではありません。私たちの日常生活の中で起こってくる出来事も心を騒がせる理由の一つでもあるのです。

イエス様は、そんな私たちに「心を騒がせるな」と語られました。ただ、そのことは、正直に言って無理だとも言える事柄なのです。様々な事柄に私たちの心は、引っ張られてしまうからのです。

けれども、イエス様は、そんな私たちに対して、どうしたら心を騒がせなくても良いのかと答えを与えてくださいました。それは、「神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい」ということなのです。

私たちは、今、心を騒がせているかもしれません。しかし、そのような状況の中にあっても、まず、私たちの救い主であるイエス様を信じ、信頼していきたいのです。イエス様は、どんな時にも私たちを励まし、力付けてくださいます。

あなたもこのお方に全てを委ね、主と共に「心を騒がせない」日々を送っていきませんか。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

2024.4.28.     礼 拝

 

エステル記4:10‐17(P767)     「信仰は勝利の力」

 

エステル記には、「神」や「主」という言葉が全く書かれていません。しかし、神は、確かに働いておられたのです。エステルは、神を信じていました。だからこそ、困難の中でも行動することができたのです。私たちの信仰とは、一体どのようなものなのでしょうか。

1.神が必ず守ってくださる

この時、エステルの前には、①ユダヤ人を全滅させる勅書が出された。②王のもとへ行くためには、王が召し出す必要がある。という問題を抱えていました。これからの彼女の行動は、命がけだったのです。それができたのは、神の守りを信じていたからです。神は、私たちの考えを超えて働いてくださいます。このお方にいつも信頼していきましょう。

2.神がそこに置かれた

私たちの日常は、偶然の連続であると感じるかもしれません。しかし、私たちが偶然と感じるようなことも神の必然なのです。エステルがペルシアの王妃であったのも神の計画の一つでした。そして、神は、万事が益となるように共に働いてくださるのです〈ロマ8:28〉。今の状況を嘆くのではなく、神の計画に期待しましょう。

3.神が共に歩んでくださる

エステルは、自分自身の力だけで困難を解決しようとはしませんでした。何よりも神に頼ったのです。私たちは、状況を見る時に、進むことを躊躇してしまうことがあります。けれども、私たちは一人ではありません。私たちを助け、安心させてくださるお方が共にいるのです。神から離れることなく、いつも共に歩んでいきましょう。

神が一緒にいるならば、何が起こったとしても大丈夫です。神に対する信仰こそが問題解決の鍵なのです。神に信頼し、神と共に目の前にある壁を乗り越えていきましょう。

2024.4.21.     礼 拝

 

Ⅱテモテ2:19(P393)     「堅固な基礎」

 

テモテは、この時、大きな問題を抱えていました。「復活はもう起こった」という異なる教えが教会内に広まっていたからです〈18〉。そんな時、使徒パウロは、テモテに神が据えられた基礎を改めて確認させました。私たちは、今、どこに立っているのでしょうか。

1.神の愛の基礎の上に立つ

どのような状況の中にあっても「主は御自分の者たちを知っておられる」のです。この知るという言葉は、予想に基づくものではなく、確信に満ちたものなのです。問題が起こった時、私たちは、孤独を感じることがあります。しかし、主は、あなたを愛し、知ってくださるのです。神の愛に感謝し、いつも主を意識しましょう。

2.神の義の基礎の上に立つ

「主の名を呼ぶ者は皆、不義から身を引くべきである」と勧められています。不義から身を引くことは、主の基準に立つことなのです。私たちは、大切にしなければならないものを見失い、判断を躊躇してしまうことがあります。御言葉は、私たちを正しい方向へと導きます。周りのものに左右されるのではなく、神の義に立ちましょう。

3.堅固な基礎の上に立ち続ける

神の愛と神の義は、神が据えられた堅固な基礎です。私たちは、常に自分自身の足もとを確認し、堅固な基礎の上に立ち続ける必要があるのです。この基礎に立ち続ける時、私たちには、守りと導きがあり、どんな問題も解決することができるのです。不安を覚える時、自分自身が立っているところを確認し、主に全てを委ねましょう。

信仰生活の中では、様々な事柄が起こってきます。けれども、日々変わっていく状況に左右されるのではなく、堅固な基礎の上にしっかりと立ち続ける者となりましょう。

2024.4.14.     礼 拝

 

申命記6:4-5(P291)     「聞け、イスラエルよ」

 

神を愛することは、最も重要な掟の一つです〈マコ12:28-31〉。このことは、私たちにとっても信仰の歩みの土台です。ただ、ある一時だけ実行すれば良いものではありません。「聞け、イスラエルよ」〈4〉と呼びかけられているように、いつも心に留める必要があるのです。

1.主は導き続けてくださる

主は、エジプトで苦しんでいたイスラエルの民たちに目を留め、解放されました。約束の地へと導いてくださったのです。しかし、彼らの歩みは、従順な歩みではありませんでした。それでも主は彼らを見捨てなかったのです。私たちのしたことで左右されず、どんな時にも導き続けてくださるのです。あなたの歩みは、主の導きの中にある歩みなのです。

2.主は良い物で満たしてくださる

約束の地は、乳と蜜の流れる土地と言われているように、素晴らしい所でした。様々なものが備えられていたのです。この時、イスラエルの民たちが持っているものは、何もありませんでした。けれども、彼らは、約束の地で備えられたものを受け取ることができるのです。主は、私たちの必要をご存じであり、日々良い物で満たしてくださいます。

3.主はどんな時にも守ってくださる

私たちの人生の歩みは、良いことばかりではありません。物事を諦めてしまうような事柄も当然のように起こるのです。しかし、私たちは、どんな時にも主の御手の中で守られています。主は、アブラハム、イサク、ヤコブに与えてくださった祝福の約束を覚え、実行してくださるのです。主と共にある時、私たちは、恐れる必要はありません。

主の恵みは、いつも変わらずに私たちに注がれ続けています。どのような時にも、唯一まことなる主を認め、主を愛する者となっていきましょう。

2024.4.7.     礼 拝

 

ネヘミヤ記1:4(P739)     「一歩立ち止まってから」

 

ネヘミヤには、エルサレムの城壁再建というビジョンが与えられました。ただ、すぐに行動したのではなく、祈ることから始めました。その時、主からの励ましと力が与えられたのです。新しいことを始める時、私たちは、一歩立ち止まり、祈ることから始めたいのです。

1.主と向き合う

エルサレムの状況は、衝撃的であり、精神的にも大きな打撃を受けるような事柄でした。その言葉を聞いてネヘミヤは座り込んだのです。彼は、決して絶望したのではなく、主と向き合うために座り込んだのです。自分自身の思いではなく、神の思いを尋ね求めたのです。私たちが行動していくためには、主と向き合うことが必要なのです。

2.主に祈り続ける

ネヘミヤの祈りは、一日では終わらず、幾日も続いていきました。ここでの彼の祈りは、嘆きに満ちたものでした。主は、そんな祈りも聞いてくださるのです。私たちは、こんなことを祈っても良いのだろうかと考える時があります。しかし、大切なのは、主といつも繋がり続けているかなのです。あなたの正直な思いをいつも主に祈りましょう。

3.主と共に進む

ネヘミヤは、祈りの後、ビジョンに向かって行動していきます。そこには、恐れもあったでしょう。しかし、そんな恐れを上回る大きな力が与えられました。「主は祈りを聞いてくださる」という確信です。主は、祈りの中で私たちを整えてくださいます。また、背中を押すだけではなく、共に進んでくださるのです。主に信頼し、一歩を踏み出しましょう。

私たちは、日々、主の前に座りましょう。それは、物事を諦める時ではなく、主に期待する時です。主からの励ましと力を受け取り、信仰をもって一日一日を進んでいきましょう。

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