「主は生きておられる」
2025.3.9 礼 拝
列王記上17:1(P561) 「主は生きておられる」
預言者エリヤの信仰の土台は、「わたしの仕えているイスラエルの神、主は生きておられる」〈1〉にありました。ただ、私たちの信仰は、弱ってしまうこともあります。主は、そんな私たちに「主は生きておられる」ことをいつも確認させてくださるのです。
1.導いてくださる
私たちは、様々な場面で計画を立て、その計画の通りに進めていきます。しかし、計画通りにいかないことの方が多いのです。なぜなら、私たちは先を見通すことができないからです。主は、必要な時に声をかけ、導いてくださいます。どんな時にも主の言葉を聞く備えをしたいのです。主の導きの中で忠実に行動する者となりましょう。
2.養ってくださる
私たちにとって食べることと飲むことは欠かすことができないことです。けれども、この時のエリヤは、逃亡者であり、干ばつの状況でした。主は、そんな彼を養われるのです。主は私たちの常識を超えて働かれます。足りずに困ることはなく、必要を満たし続けてくださるのです。このお方に全てを委ね、信頼していきましょう。
3.応えてくださる
私たちは、現実に目を留め、物事を諦めてしまうことがあります。エリヤの前には、一握りの小麦粉とわずかな油しかありませんでした。しかし、彼は、恐れずに一歩を踏み出しました。すると、「壺の粉は切ることなく、瓶の油もなくならなかった」〈16〉のです。私たちが信仰をもって踏み出す時、主はその信仰に必ず応えてくださいます。
私たちの主なる神様は、今も生きて働いておられるお方です。一人ひとりが抱えている問題を全て主に委ね、信仰をもって一歩を踏み出しましょう。