「城壁が崩れ落ちた」
2025.2.23. 礼 拝
ヨシュア記6:20(P340) 「城壁が崩れ落ちた」
ヨシュアの目の前には、城門を堅く閉ざしたエリコの町が立ちはだかりました〈1〉。しかし、主は、不思議な方法をもってエリコの町を彼らに与えました。主の御業は、私たちの思いや考えをはるかに超えているものなのです。
1.主の言葉を聞く
どうすることもできないような状況の中で主はヨシュアに語られました。大切なのは、「そのとき」〈2〉です。主は、私たちが何かをする前から、状況を見て、働いてくださいます。そして、必要な時に、必要な言葉を主から語ってくださるのです。日々、主の言葉を聞く備えをしていきましょう。
2.主に委ねる
主が示したエリコ占領の方法は、とても不思議なものでした。鬨の声をあげよと命じられるまで、黙ることだったのです〈10〉。戦いの場面で考えると、無駄な行動にも思えます。けれども、彼らは、この期間を通して、主に委ね、主に期待する者として整えられたのです。私たちに必要なものは、自分たちの力ではなく、主が働いてくださることです。
3.主に従い、踏み出す
鬨の声をあげるだけで城壁が崩れ落ちることは、あり得ないことです。しかし、ヨシュアたちが、主に従い、踏み出した時、主の言葉の通りになったのです。私たちが主に従い、踏み出す時に、私たちは素晴らしい主の御業を見ることができます。「できない」と立ち止まるのではなく、主に従い、主と共に一歩を踏み出してみましょう。
私たちの信仰の歩みの中でも様々な堅く閉ざされた城壁があります。主によるならば、その城壁は崩れ落ちるのです。理解を超える主の御業に今日も期待し、行動していきましょう。