「わたしの主、わたしの神」
2021.5.2. ウェルカム礼拝
ヨハネ20:24-29(P210) 「わたしの主、わたしの神」
トマスは「わたしたちは主を見た」〈25〉という他の弟子たちの言葉を受け入れることができませんでした。それは、イエス・キリストが復活された事実を疑ったからではなく、他の弟子たちへの嫉妬や疎外感からでした。
1.一人のために働いてくださる
「わたしは決して信じない」〈25〉と心を頑なにしたトマスのために、イエス・キリストは再び弟子たちの前に現れました。彼と向き合う時を備えられたのです。主にとってトマスはとても大切な存在でした。そんな彼のために喜んで働かれるのです。主は一人ひとりを愛しておられます。あなたに与えられている主の愛を受け取りましょう。
2.必要の全てを知っていてくださる
イエス・キリストは、手足の釘跡とわき腹の傷を見せ、「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」〈27〉と優しく声をかけられました。その時、トマスは「わたしの主、わたしの神」〈28〉と信仰告白したのです。主は私たちが何を求めているのかを全て知っておられます。そして、最も良い時に最も良い方法を備えてくださいます。
3.新しい一歩を踏み出させてくださる
復活の主と出会ったトマスは、ここから新しい一歩を踏み出しました。それは、「見ないのに信じる」一歩です。彼のこれから先の歩みは、決して良いことばかりが起こった訳ではありません。しかし、そんな中でも主は彼と共に歩んでくださいました。私たちは一人ではありません。目には見えませんが、主は今も変わらず働いてくださっています。
復活の主は今日もあなたの心の真ん中に立ってくださいます。トマスのように私たちも「わたしの主、わたしの神」と告白しませんか。