「タスキをつなぐ」
2017.9.17. 礼 拝
Ⅱテモテへの手紙 4:6-8(p394) 「タスキをつなぐ」
人生は一人で黙々と走る「マラソン」のようだと例えられることがあります。しかし、信仰の歩みは個人競技ではありません。一人ひとりがタスキをつないでいく「駅伝」のようなものなのです。
1.主は走りとおさせてくださる
ゴールまでの道のりを考える時に、ふと途方に暮れることがあります。それは、自分自身に完走できる力があるかと心配になるからです。主はそんな私たちに力を与えてくださいます。共に走り、心が折れそうな時には励ましてくださるのです。
2.主は信仰を守り抜かせてくださる
パウロは「信仰を守り抜きました」〈7〉と語っていますが、彼の力だけでできたのではありません。彼の信仰の歩みは困難の連続でした〈Ⅱコリ11:23-27〉。しかし、主はどのような場面でも彼を守り、最後まで主に従い続ける者として信仰を守り抜かせてくださいました。
3.主はタスキをつながせてくださる
この手紙はパウロが書いた最後の手紙です。世を去る時が近づいてきたのです〈6〉。ですが、彼の信仰はここで終わりではありません。テモテへと受け継がれていくのです。私たちは途中でリタイアとなってしまうのではなく、タスキをつなぐことのできる祝福に与っているのです。
人生の中心にはいつも「主」がいてくださることを覚えていきましょう。そして、あなたが前の人から受け継いだタスキを大切に次の人へとつないでいきましょう。