2017.3.26. 礼 拝
詩編 34:1-11(P864) ｢苦悩する者への恵み」
恐れに勝たせてくださる 〈1-4〉
▽〈1〉。サウル王に命を狙われていたダビデは、ガトの王アキシュのもとに逃れましたが、ダビデはアキシュ王を恐れ、気が狂ったふるまいをしました〈サム上21:13〉。
▽ダビデには、主なる神以外に頼れるものがありません。だから、神に向って、心の中の恐れに勝利させてくださいと必死で叫んだのです。
▽主は、ダビデの祈りに答えてくださり、恐れに勝たせ、平安を与えてくださいました。だから、ダビデは主にたたえ、絶えることのない賛美をささげています〈2〉。
苦難から救出してくださる 〈5-8>
▽イエスが「あなたがたには世で苦難がある」〈ヨハ16:33〉と言われたとおり、苦難のない人はいません。また苦難は次から次へと襲ってきます。
▽そんな時、私たちは主の御心が分らなくなり、主を疑ったり、時には不平不満が口から出る時もあります。しかし、主はそれを見ておられます。
▽主は、悩み苦しむ者の叫びを聞き、｢常に救い出してくださり｣〈5、7〉、「助け守ってくださる」〈8〉方であることを心に刻み込みましょう。
良いもので満たしてくださる 〈9-11>
▽主の恵みを体験したダビデは「御もとに身を寄せる人がいかに幸いであるかを味わい見よ(知れ)」と、勝利の告白をしています〈9〉。
▽そして「主を畏れ敬え」と勧めています〈10〉。「主を畏れる」とは、主が全知全能の神であることを認め、信じ、敬うことです。 なぜなら、
▽主を畏れ敬う人には「何も欠けることがなく」〈10〉、主は「求める人に良いもの」で満たしてくださる方だからです〈11〉。〈マタ7:7、11b〉
