「主と向き合う」

2022.10.30.     礼 拝

 

ヨナ書2:1-11(P1446)     「主と向き合う」

 

ヨナは、「ニネベに行け」という主の言葉に従わず、逃げ出しました。その後、嵐に遭い、海へほうり込まれることになっていくのです。主は、そんな彼でも見放すことはありませんでした。一対一の関係の中で立ち直らせてくださるのです。

1.主は祈る時を備えてくださる

逃げ続けていたヨナが辿り着いたのは、祈りの場でした。このことは、決して偶然ではありません。嵐に遭ったこと、海へほうり込まれたこと、巨大な魚に吞み込まれたことは、主の計画だったのです。全ては、彼を祈りへと導くためでした。主は、私たちと向き合ってくださいます。一歩踏み出して、自分の神に祈る者となりましょう。

2.主は叫びを聞き、答えてくださる

ヨナのこれまでの歩みは、主から離れていく人生でした。それは、苦しい人生でもありました。そんな時にこそ、私たちは主に叫びたいのです。自分勝手な行動のようにも思えるかもしれません。それでも、主は、私たちの叫びを聞き、答えてくださるのです。あれこれと考えるのではなく、あなたの素直な思いを主に叫びましょう。

3.主は再び前進させてくださる

魚の中にいた三日三晩の期間を通して、ヨナは、信仰を回復することができました。そして、主は、彼を再び陸地へと送り出したのです。立ち止まっている者の内に働き、再び前進させてくださるのです。それも、私たちにとって最も良い時に踏み出させてくださいます。祈りによって信仰が強められ、新しい一歩を踏み出していきましょう。

主と向き合ったことを通して、ヨナの信仰は救助されました。新しい力を受け取ることができたのです。今日も一人一人が主と向き合い、心からの祈りをささげていきましょう。

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