Geppo(2021.4~)

今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」(ルカ2:11~12)

 

クリスマスと言えば、どこか盛大に祝われているイメージがあります。この時期、ショッピングモールへ出かけてみると、館内放送でクリスマスソングが流されていることがよくあります。また、クリスマスツリーをはじめ、とても綺麗に飾られているイルミネーションを見ることもできます。

世界で最初のクリスマスの出来事は、盛大に祝われていたのではありません。その舞台は、家畜小屋の飼い葉桶でした。ここで救い主であるイエス・キリストがお生まれになったのです。家畜小屋は、臭くて薄汚い場所です。今のクリスマスのイメージとは、似つかわしくない場所だったのです。そもそも、人間が生活するような場所ではありませんでした。

ただ、救い主の誕生は、偶然、家畜小屋で起こったのではありません。そこには、神の計画と愛がありました。

聖書は、キリストについてこのように証言しています。

キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。(フィリピ2:6~7)

イエス・キリストは、神であるにも関わらず、飼い葉桶でお生まれになったのです。私たちと目線に合わせてくださっているのです。これがクリスマスの出来事です。世の中の盛大なクリスマスも良いですが、あなたも本当のクリスマスを体験してみませんか。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。競技をする人は皆、すべてに節制します。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするのですが、わたしたちは、朽ちない冠を得るために節制するのです。(Ⅰコリント9:24-25)

 

秋といえば、運動会のシーズンです。最近では、春(5月、6月)に開催する学校園も増えてきましたが、私の世代では、まだまだ運動会は秋のイメージがあります。

先日、娘が通っているこども園でも運動参観が行われました。体操やかけっこなど、一生懸命に頑張っている子どもたちの姿を見ながら、見ている保護者の方も笑顔になる時でした。運動参観が終わった後、一人ひとりが担任の先生からメダルをかけてもらい、娘もそのメダルをかけながらずっと誇らしそうな表情をしていたのがとても印象的でした。

新約聖書の中には、メダルの話は出てきませんが、冠の話は出てきます。古代ギリシャの社会では、スポーツなどで優秀な成績を残した者をたたえるため、月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだ冠が送られていたからです。

使徒パウロは、私たちの信仰の歩みを競技と例えました。そして、走るべき道のりを走り、節制するようにと勧めました。このことは、神に対して忠実にあるようにということでした。この世で得ることができる冠は、朽ちていきます。そして、いつかは無くなってしまうなのです。しかし、天国で得ることができる冠は、決して朽ちることがないのです。

私たちには、天国で朽ちない冠が備えられています。そのために、一日一日を大切にし、神に忠実な者として歩んでいきたいのです。自分自身の生活をチェックし、信仰の歩みを進んで行きましょう。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。(フィリピ2:2)

 

今年の関西は、阪神タイガースの18年ぶりのセ・リーグ優勝で大変な盛り上がりを見せています。経済効果は、関西だけでも約872億円と見込まれているそうです。

そんな中で注目されたのが、岡田彰布監督の「アレ」という言葉です。選手たちが優勝を意識しすぎるあまり、プレッシャーにならないようにあえて「アレ」と言ったことから始まっていきます。この言葉は、ファンだけではなく、野球に詳しくない人たちも巻き込み、広がっていきました。

阪神タイガースの今年のチームスローガンも「A.R.E.(えーあーるいー)」であり、「アレ」が基になっています。

このスローガンには、

Aim!:個人・チームとして明確な目標に向かって、

Respect:野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ちを持って取り組み、

Empower!:個々がさらにパワーアップすることで最高の結果を残していく

という想いが込められています。

チーム全体が同じ目標に向かって、個々の力を結集した結果、優勝という最高の結果を掴むことができたのです。

教会も一つのチームだと言えます。パウロは、手紙の中で「同じ」という言葉をよく用いました。チームが目標に向かって前進し、到達するためには、一致することが欠かせないのです。ただ、なかなか一つになれないのが私たちです。しかし、主イエス・キリストは、私たちを一つにしてくださいます。愛という絆で結び合わせてくださるのです。思いを一つにして前進する時に、主は、素晴らしい恵みを備えていてくださいます。あなたも一緒にこの恵みを体験しませんか。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

その中の一人は、自分がいやされたのを知って、大声で神を賛美しながら戻って来た。そして、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。この人はサマリア人だった。(ルカ17:15~16)

 

みなさんは、NHKの連続テレビ小説を見たことがあるでしょうか。私自身は、あまり見たことがないのですが、実家住まいだった頃に母が朝に見ていたことを思い出します。

今から13年前の2010年の連続テレビ小説は、「ゲゲゲの女房」というドラマでした。このドラマの主題歌に選ばれたのが、いきものがかりの「ありがとう」という曲です。お互いを思い合うことの積み重ねがとても大きなことにつながるのではないか。シンプルではあるものの、とても大切なことを歌ったものである。とインタビューの中で紹介されていたのを見たことがあります。

「ありがとう」という言葉を周りから言われて一番嬉しい言葉であると選ぶ人も多いのではないでしょうか。

私たちは、周りの人たちに感謝の気持ちを伝えることが大切です。また、同時にイエス・キリストに対しても感謝をささげていくことも大切なのです。

ルカ17章の御言葉には、十人の重い皮膚病を患っている人たちが出てきます。彼らは、穢れているとされているために、共同体からも排除されてしまっている人たちでした。そんな彼らの問題をイエス様は解決されたのです。しかし、問題が解決した事実を知り、イエス様のもとに戻ってきたのは、一人だけでした。私たちは、問題を抱えている時は、積極的に求めます。ただ、問題が解決されると、求めたことを忘れ、普段の生活へ戻っていくのです。

イエス様は、今日も変わることなく、あなたを愛し、あなたに目を留め、最善をなしてくださいます。あなたも日々の生活の中で一歩立ち止まり、イエス様のところに戻って感謝をささげませんか。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

言葉では言い尽くせない贈り物について神に感謝します。(Ⅱコリント9:15)

 

娘は、こども園でたくさんの歌を覚えて帰ってきます。その中の一つに「しりとりうた」(作詞:横笛太郎、作曲:兼永史郎)というものがあります。

♪夏はどうして楽しいか みんなで好きなもの言ってみよう ……

この歌は、しりとりのルールでつくられているので、子どもたちが「夏」のものについて考えることができる内容になっています。

今年も暑い夏が続いていますが、みなさんは、「夏と言えば」何を思い浮かべるでしょうか?私は、一番目に「キャンプ」を思い浮かべます。なぜなら、この時期になると教会や教区のキャンプの出かけていくことが多かったからです。みんなで一緒に遊び、ご飯を食べ、楽しい時を過ごします。また、それだけではなく、一緒に賛美して、祈って、聖書のお話を聞きます。大人になっても覚えている大切な思い出でもあります。

教会のキャンプの中で必ずあるのが、「証し会(感謝会)」です。神様がキャンプを通してしてくださった一つ一つの事柄を振り返り、感謝する時です。キャンプによっては、たくさんの証しが出てきて人数で区切らなければならない時があります。それぐらいに神様は、たくさんのことをしてくださっているのです。

パウロは、「言葉では言い尽くせない贈り物について神に感謝します。」とコリントの人々に書き送りました。彼は、日々の生活の中で神から贈り物を受け取っていたのです。それは、主イエス・キリストの愛であり、恵みです。このことを振り返る時に、彼は、感謝しかなかったのです。

私たちの日常生活は、いつもと同じようにしか感じられないかもしれません。しかし、主からの贈り物は、今日も変わらずにあなたの手元にあるのです。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

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門真キリスト教会
主任牧師:濱崎恵太
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