礼拝のお話し

2023.3.19.     ウェルカム礼拝

 

ルカ5:12-16(P110)     「イエス様の手当て」

 

イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち重い皮膚病は去った。〈13〉

1.イエス様の評判

イエス様が様々な病いを治した記事は聖書に多く書かれています。今日の箇所では、【不治の病=重い皮膚病】の人が「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」〈12〉とひれ伏してお願いしました。彼は周りの評判を聞いてきた人で、癒しを信じて行動しました。

皆さんは、イエス様について何か知っていますか?また、評判を聞いて行動しますか?

2.手当ての必要

重い皮膚病の人は、孤独な生活を送っていました。町中に居ることも、人前に出ることもありません。しかし、イエス様は手を差し伸べて触れ、癒してくださいました〈13〉。実は、イエス様は直接、触れなくても(言葉だけでも)癒すことのできるお方です。しかし、彼に触れられました。

彼には手当ての必要があり、その他(心の)必要も同時に癒されたのです。

3.イエス様の姿

癒された人や、その場面を見ていた人々は「自分も癒して欲しい」と更にイエス様を追いかけます。しかし、イエス様は人々から離れ、祈っていました〈16〉。イエス様は自分の力を人々に見せつけるためではなく、救いを信じて、求める人の必要を備え、待っておられます。

私たちはこの姿勢を見て、評判を聞いた人ではなく、真実を知って伝える者となりましょう。

お祈り 天にいます父なる神様、今日も私たちの必要を備えてくださっていることを感謝します。イエス様の手当てをいつも信じ、礼拝し、信頼し、伝える人とならせてください。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

2023.3.12.     礼 拝

 

ルカ10:38-42(P127)     「必要なことは一つだけ」

 

私たちの人生は、選択の連続です。人生を左右するような大きな事柄だけではなく、日常にある小さな事柄も選択をしているのです。このことは、信仰生活においても同様です。そんな中でイエス様は「必要なことはただ一つだけである」〈42〉と言われました。

1.主に心を向ける

イエス様がある村に入られた時、家へ迎え入れたのは、マルタでした〈38〉。また、マリアは、主の足もとに座って、その話に聞き入っていました〈39〉。彼女たちの目的は、どちらも主を迎え入れ、主と交わることでした。あなたは、いつも主を心に迎え入れることができていますか。慌ただしい日常にあっても、一歩立ち止まり、主に心を向けましょう。

2.主の言葉を聞く

マリアの行動は、あり得ない行動でした。彼女の姿勢は、ラビに学ぶ弟子の姿であったからです。女性がラビの弟子になることはできません。しかし、主は、彼女に語られました。主の言葉を聞く権利は全ての人に与えられています。周りを気にするのではなく、主があなたに語られる言葉を聞きましょう。

3.主のために行動する

マルタは、イエス様とマリアに不平不満を抱きました。もてなすことに集中し、最初の思いを忘れてしまったのです。そんなマルタに、主は「マルタ、マルタ」〈41〉と優しく語られました。また、そこから信仰を告白する者へと成長させてくださったのです〈ヨハ11:27〉。主は、私たちを、主を愛し、主のために行動する者とならせてくださいます。

マルタとマリアの行動は、どちらも大切なことです。ただ、主が中心でなければ無意味なものです。今日も私たちは必要なただ一つのことを選び取る者となりましょう。

2023.3.5.     礼 拝

 

マタイ18:19-20(P35)     「心を一つにして祈ろう」

 

教会は、様々な人たちが集まっています。そんな私たちに求められていることは、「心を一つにして」ということです。今日、私たちは、心を一つにして祈りたいのです。なぜなら、そこに主は働いてくださるからです。

1.祈りを聞いてくださる

祈りは、クリスチャンにとって身近なものだと言えます。しかし、祈る前から色々と考えてしまうことはないでしょうか。イエス様は、「どんな願い事であれ」求めるようにと教えています〈19〉。問題の大小に関わらず、その祈りを神様は聞いてくださるからです。私たちが抱えているどのような事柄もまず主のもとに持っていきましょう。

2.祈りに答えてくださる

私たちが祈る時、イエス様は一つの約束を与えてくださいました。「わたしの天の父はそれをかなえてくださる」ということです〈19〉。祈った時に、その答えはすでに備えられているのです。私たちがするべきことは、ただ受け取ることです。主の約束をしっかりと握り、感謝をもって祈りの答えを受け取りましょう。

3.祈りの中で共にいてくださる

私たちが心をあわせて祈る時、そのところにイエス様が共にいてくださいます〈20〉。祈り続けることは、難しいことです。途中で諦めてしまうことは多分にあるのです。けれども、主は、どのように祈ったら良いのかを導いてくださるのです。主の励ましを受け、祈る者として立ち上がらせていただきましょう。

私たちは、自分自身のことのために祈ることも大切ですが、教会の外に目を向けることも必要です。まだ救われていない方々のために、今日も教会が心を一つにして祈りましょう。

2023.2.26.     礼 拝

 

詩編139:23-24(P980)     「わたしの心を知ってください」

 

私たちは、自分自身のことをどれだけ知っているでしょうか。ほとんど分かっていないのが実際なのです。だからこそ、「わたしの心を知ってください」〈23〉と主なる神様に告白する者となりたいのです。この言葉こそが、自分自身を知る第一歩だからです。

1.神に聞くこと

私たちは、偶然に存在しているのではありません。神の計画の内に母の胎内で組み立てられ、成長し、今があるのです〈13〉。主は、私たちがどのような者なのかを一番よく知っておられます。良いところも悪いところも全て知っておられるのです。ここに自分自身の答えがあります。何よりもまず主に聞く者となりましょう。

2.神に示していただくこと

主は、私たちが「迷いの道」(口語:「悪しき道」、新改:「傷のついた道」)〈24〉に進み、苦しんでいないかを示してくださいます。そして、そこから悔い改めや回復へと導いてくださるのです。今、罪が示されたならば、素直に悔い改めましょう。また、心の傷が示されたならば、主によって癒していただきましょう。

3.神に導いていただくこと

私たちの人生は、様々なものに頼る人生です。それは、周りの人や物であり、自分自身でもあります。しかし、私たちが真に頼るべきは、主なる神様です。私たちを「とこしえの道」へと導いてくださるからです〈24〉。とこしえの道は、私たちを強め、励ます道です。様々な出来事を通る中で、主の守りと平安を体験することができるのです。

自分自身を知ることは、何とかしなければと頑張ることではありません。何もないことを認めることです。今日も主に全てを委ね、「わたしの心を知ってください」と祈りましょう。

2023.2.19.     ウェルカム礼拝

 

ヨハネ21:15-19(P211)     「あなたはわたしを愛するか」

 

過去の失敗は、私たちの人生の歩みに大きな影響を与えます。シモン・ペトロもそんな一人でした。イエス・キリストは、弱り果てた者に寄り添い、再び立ち上がらせてくださいます。ここからペトロの主と共にある新しい歩みが始まっていくのです。

1.あなたに語られる

ペトロの失敗は、イエス様を三度も知らないと言ってしまったことでした。もはや、見捨てられても仕方のないことをしたのです。それでもイエス様は「ヨハネの子シモン」と親しく語られたのです。あなたは、大勢の中にいる一人ではなく、かけがえのない大切な存在です。御言葉を自分自身のものとして受け取りましょう。

2.あなたを立ち上がらせる

イエス様は「わたしを愛しているか」〈15,16,17〉と三度もペトロに問われました。この時、彼が出した答えは、自分自身のできることで愛するという答えでした。その答えでも主は受け入れてくださいます。今、足りないところがあっても問題ありません。主は、過去を乗り越えさせ、再び立ち上がらせてくださいます。

3.あなたと共に歩まれる

最後に、イエス様は「わたしに従いなさい」〈19〉とペトロに語られました。この先、ペトロの人生で待ち構えているのは、困難の連続です。しかし、彼は、困難の中でも忠実に主に従い続けたのです。主が彼と共に歩んでくださったからです。あなたは、どんな時でも一人ではありません。だから、何が起こったとしても大丈夫なのです。

あなたにもイエス様は「わたしを愛しているか」と問われます。今日、主の愛を受け取り、主と共にある新しい一歩を踏み出してみませんか。

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