聖書のメッセージ

わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。(Ⅱテモテ4:7)

 

東京オリンピックが7月23日に開幕しました。今大会は、アスリートにとっても従来の大会と比べて難しい大会となったと言えると思うのです。それは、感染予防対策も行いながら調整しなければならないため、十分な備えができないままで競技当日を迎えることもあるからです。私たちは当日の華々しい場面しか見ることはありませんが、その裏では日夜練習を積み重ねているのです。

以前、体操日本代表の内村航平選手がインタビューの中でこのように答えていたことがありました。

「世界チャンピオンでいるためには世界で最高の練習をしなくてはならない。」

ここに内村選手の強さがあると思うのです。この言葉を常に言い聞かせ、基本である備えをしっかりとした者だからこそ最高の舞台へ到達することができたのです。

使徒パウロは、自分自身の生涯を振り返って、「決められた道を走りとおし」と語っています。走りとおすことは簡単なことではありませんが、彼にはそのことができたのです。それは、しっかりと備えをしていたからです。

パウロの備えは、『いつもイエス様とつながり続けた』ということです。彼が走り続けてきた道のりは決して一人だけの道ではありませんでした。主がどんな時にも一緒だったのです。だから、彼は主を賛美し、主に祈り、主に信頼し続けることができたのです。また、困難とも感じるような問題が迫ってきたとしても乗り越えることができたのです。

あなたは、いつでも走る準備ができていますか。走るべき道を走り抜くためには、日々の備えが必要です。パウロのように、いつもイエス様とつながり続けていきましょう。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

2021.8.1.     礼 拝   

 

エフェソ2:10(P353)     「君はそれで素晴らしい」

 

私たちの人生は、時として生きる目的を見失ってしまうことがあります。「私は何者なのか」ということが分からなくなってしまうのです。聖書にはその答えがはっきりと書かれています。主なる神様はあなたにどのようなことをしてくださったのでしょうか。

1.あなたを造られた

この世界にある全てのものは、主なる神様によって造られました。それらのものは「極めて良かった」と書かれてあります〈創1:31〉。あなたは、特別な存在であり、最高傑作として造られたのです。自分自身では、できないことばかりが見えるかもしれません。しかし、あなたは、神様にとって他とは代え難い大切な存在なのです。

2.あなたを愛された

人は、誰もが罪を持って生きています。罪のために神様のもとから離れ、自分勝手に歩むようになったのです。それでも、神様は人を愛し、独り子であるイエス・キリストをお与えになったのです〈ヨハ3:16〉。イエス・キリストを十字架にかけ、あなたを罪から解放するためでした。あなたに与えられている愛を受け取りましょう。

3.あなたを導き続けられる

私たちは、イエス・キリストの十字架を通して新しい歩みを始めることができます。それは、「善い業を行って歩む」ことです〈10〉。このことは、私たちの力だけでできることではありません。神様が前もって準備し、導き続けてくださるのです。あなたの人生の歩みは、一人だけの歩みではありません。神様がいつも一緒にいて、支えてくださいます。

何か特別なことができる必要はありません。主なる神様はそのままのあなたを愛しておられるのです。あなたも主なる神様の愛を受け取り、新しい歩みを始めませんか。

2021.7.25.     礼 拝   

 

ヨハネ福音書21:1-14(P211)     「失敗からの回復」

 

失敗は誰もが経験するものですが、大切なのはその後です。ペトロは、立ち直れないような大きな失敗をしました。しかし、その失敗を乗り越え、力強く主を証しする者となっていっきます。このことができたのは、彼の力ではなく、イエス様によってなのです。

1.主は待っていてくださる

ペトロは、「わたしは漁に行く」〈3〉という思いを他の弟子たちに伝えました。それは、イエス様と出会う前の生活に戻る選択でもあったのです。主はそんな彼も見放すことはありませんでした。彼と再び出会うために、湖の岸辺に立ち、待っておられたのです。立ち直るきっかけは主が与えてくださいます。

2.主は思い起こさせてくださる

何もとれなかったペトロたちに「舟の右側に網を打ちなさい。」〈6〉と主は声をかけられました。その言葉に従った時、多くの魚がとれるという奇跡が起こったのです。「やってみる」と主の言葉に従うことは、彼の信仰の原点でもありました。この出来事を通して彼は思いを新たにされたのです。あなたの信仰の原点を振り返ってみましょう。

3.主は励まし続けてくださる

イエス様は彼らのために朝の食事の準備をしておられました〈12〉。イエス様はどんな時にも私たちを招いてくださいます。あなたのそばに座り、必要なものを与え、励まし続けてくださるのです。私たちは一人ではありません。主がいつも変わることなく共にいてくださるのです。主と共に立ち上がっていきましょう。

主は今日もあなたを用いてくださいます。失敗してしまっても問題ありません。何度でもあなたを立ち直らせてくださるのです。主にあって一歩一歩前進していきましょう。

2021.7.18.     礼 拝   

 

ルカ福音書5:1-11(P109)     「やってみる」

 

行動することは、思っている以上に難しいことです。ほとんどの人が、願ったり、考えたりするだけで終わってしまうのです。ペトロは、イエス様との出会いの中で「やってみる」ことを選択しました。この選択が彼の人生を大きく変えていったのです。

1.主の言葉を聞く

ペトロは自分自身の考えから再び沖に漕ぎ出したのではありません。すでに彼は仲間と一緒に舟から上がり、網を洗うという作業をしていたのです〈2〉。そんな彼にイエス様は声をかけられました。そして、彼のするべきことを教えられたのです。信仰の第一歩は聞くことから始まります。あなたに語られる主の言葉を聞いていきましょう。

2.主の言葉に従う

「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」〈4〉という言葉は、彼の常識では考えられないことでした。漁に出る時間帯でもなく、昨晩は不漁だったからです。しかし、「お言葉ですから」〈5〉と従ったのです。ただ、この言葉は皮肉を込めたような言葉でもありました。それでも主は働いてくださるのです。「やってみる」ことから始めてみましょう。

3.主の恵みを受け取る

行動した先には、驚くべき主の恵みが待っていました。舟が沈みそうになるぐらいの大漁を彼は体験したのです〈6-7〉。主は私たちに恵みを注いでくださっています。常識や周りの状況などを見て、受け取る前から諦めてしまってはいないでしょうか。主はあなたのためにたくさんの恵みを日々備えてくださっています。

ペトロはこの後すべてを捨ててイエス様に従いました〈11〉。私たちの信仰生活は「やってみる」ことが大切です。今日も主に委ね、信頼して一歩を踏み出していきましょう。

2021.7.11.     礼 拝   

 

エレミヤ書1:4-8(P1172)     「自分を超える」

 

私たちの目の前には、自分自身という壁があります。この壁を基準にして、自分自身の限界を決めたり、周りの人たちと比べたりするのです。主なる神様は、そんな私たちに声をかけ、「自分を超える」者とならせてくださるのです。

1.知っていてくださる

エレミヤは自分自身に自信がない人でした。そんな彼に主は声をかけたのです。その根拠は、「あなたを知っていた。」〈5〉なのです。主は私たちのことを一番知っていてくださいます。自分自身の中で無理だと感じるようなことも、主から見るとできることなのです。主があなたに語られる言葉に耳を傾けていきましょう。

2.用いてくださる

主の言葉に対するエレミヤの答えは、無理だというものでした〈6〉。それでも主は彼の背中を押したのです。エレミヤの働きは、彼から始まったのではなく、主から始まっていきました。ただ、私たちの性格は簡単に変わりません。一歩を踏み出した後も立ち止まることは多々あります。主は何度でも私たちを励まし、そして、用い続けてくださるのです。

3.共にいてくださる

主は彼に命令を与えただけではありません。同時に約束も与えているのです。それは、「わたしがあなたと共にいて必ず救い出す」〈8〉というものでした。彼がこれから進んでいこうとする道は、厳しく困難な道でした。そんな中でも主は彼と共にいて、助けを与えてくださったのです。私たちは何があっても一人ではありません。

自分自身で限界を決めるのではなく、主が与えてくださった可能性に期待しましょう。なぜなら、私たちは主によって全てが可能となるからです〈フィリピ4:13〉。

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