聖書のメッセージ

同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。(フィリピ2:2)

 

今年の関西は、阪神タイガースの18年ぶりのセ・リーグ優勝で大変な盛り上がりを見せています。経済効果は、関西だけでも約872億円と見込まれているそうです。

そんな中で注目されたのが、岡田彰布監督の「アレ」という言葉です。選手たちが優勝を意識しすぎるあまり、プレッシャーにならないようにあえて「アレ」と言ったことから始まっていきます。この言葉は、ファンだけではなく、野球に詳しくない人たちも巻き込み、広がっていきました。

阪神タイガースの今年のチームスローガンも「A.R.E.(えーあーるいー)」であり、「アレ」が基になっています。

このスローガンには、

Aim!:個人・チームとして明確な目標に向かって、

Respect:野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ちを持って取り組み、

Empower!:個々がさらにパワーアップすることで最高の結果を残していく

という想いが込められています。

チーム全体が同じ目標に向かって、個々の力を結集した結果、優勝という最高の結果を掴むことができたのです。

教会も一つのチームだと言えます。パウロは、手紙の中で「同じ」という言葉をよく用いました。チームが目標に向かって前進し、到達するためには、一致することが欠かせないのです。ただ、なかなか一つになれないのが私たちです。しかし、主イエス・キリストは、私たちを一つにしてくださいます。愛という絆で結び合わせてくださるのです。思いを一つにして前進する時に、主は、素晴らしい恵みを備えていてくださいます。あなたも一緒にこの恵みを体験しませんか。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太

2023.10.1.     礼 拝

 

サムエル記上16:7(P453)     「主に選ばれた者」

 

ダビデは、どのような時にも神を賛美し、神に仕えた人物です。しかし、その最初は、誰の目にも留まらないような一人の少年でした。そんな彼に主は目を留め、選び、用いられたのです。主の選びとは、一体どのようなものなのでしょうか。

1.心を見られる

人が第一印象を決める一番大きな要素は、見た目です。このことは、新しい王を探しに来たサムエルも同じでした。ダビデの兄エリアブを見て、彼こそ主の前に油注がれる者だと思ったのです〈6〉。主は、私たちの見た目だけではなく、全てを見られるのです。良いところも悪いところも知った上で選ばれるのです。

2.周りに左右されない

私たちの人生は、常に評価が付きまといます。この時、ダビデは、羊の番をしていました〈11〉。この場面に居る必要がないというのが父エッサイの評価でした。けれども、主が選ばれたのは、末の子であるダビデだったのです。主は、周りに左右されず、ただ一方的に選ばれるのです。

3.成長へと導いてくださる

この時から、ダビデの人生が大きく変わっていきました。主が共にいて、成長させてくださったからです。ダビデの生涯は、喜びよりも困難の方が多いような歩みだったと言えます。ただ、その中で、主の守りを体験し、主は共におられると確信したのです。主は、選んで終わりではなく、その後も導き続けてくださいます。

私たちも「主に選ばれた者」です。このことは、私たちの努力によるのではありません。一方的な選びなのです。このお方と共に今日も歩み続ける者となりましょう。

2023.9.24.     礼 拝

 

ヨハネ4:46-54(P171)     「主の言葉を握る」

 

言葉は、私たちに大きな影響を与えます。ただ、言葉をきっかけに行動できるかというと難しいのが実際です。多くは、目に見えている事柄がきっかけとなるです。しかし、主は今日も私たちに語られます。その御言葉を私たちはどうしていったら良いのでしょうか。

1.御言葉を聞く

王の役人は、息子が病気であるという一つの問題を抱えていました。どうすることもできない問題に直面した時、彼は、イエス様のもとに行くことを選んだのです。そして、必死に求め続けたのです。そんな彼にイエス様は言葉を与えられたのです。問題解決への道は、まず御言葉を聞くことから始まります。主に近づき、日々御言葉を求めましょう。

2.御言葉に従う

彼の求めに対するイエス様の言葉は、全く的を射ていないようなものでした。しかし、彼は、「イエスの言われた言葉を信じて帰って行った」のです〈50〉。彼の踏み出した一歩は、諦めて帰る一歩ではなく、信じて帰る一歩だったのです。私たちは、信仰の一歩を踏み出したいのです。自分自身の思いや考えではなく、主に全てを委ねましょう。

3.御言葉の答えを受け取る

彼は、帰る道の途中で死にそうになっていた息子が生きているという事実を聞きました。私たちが御言葉を聞き、従う時、すでにその答えは備えられているのです。また、ここで起こった奇跡は、息子の癒しだけではなく、家族全員が信仰へと導かれていったのです。主は、私たちの思いや考えを超えて素晴らしいことをしてくださいます。

あなたは、御言葉を聞くだけで終わってはいませんか。自分自身のものとして握り、信じて行動したいのです。主は、今日も私たちに祝福と恵みを備えていてくださいます。

2023.9.17.     礼 拝

 

Ⅰヨハネ4:16-21(P446)     「神の愛によって」

 

こうして、愛がわたしたちの内に全うされているので、裁きの日に確信を持つことができます〈17〉。

1.神の愛にとどまる

ヨハネは、「神の愛にとどまる人は、神もその人の内にとどまる」と言っています。神様の愛を知った人の内には神様が働かれ、その愛を全うする者となるからです。人は何もしなければ愛を実践することはできません。神の愛が現された「イエス・キリストの十字架」を知り、信じ続けることが大切です。

信じることは「一瞬」だけではなく、「続けること」が重要です。

2.愛には恐れがない

私たちの内に神様の愛が全うされているのであれば、恐れる必要はありません。もし、恐れがあるのならその原因はなんですか?私たちに不安を与えるものから抜け出しましょう。愛が与えるのは、裁きの日でも変わらない「安心と確信」だからです〈17〉。

いつも神様の愛を覚えて、愛の行いを実践し、平安の中で過ごさせていただきましょう。

3.神の愛によって

愛は神様から与えられるので、人は自分で愛を生み出すことはできません。神様は私たちにこの愛が分かるように、御子イエス様を十字架に掛け、示してくださいました。私たちに与えられた救いは、神様の愛によるのです。この愛によって、私たちは互いに愛し・赦し合うことができます。

まだこの愛を知らない人々に伝えるために、行動することができるのです。

天にいます父なる神様 私たちはあなたの愛によって、すでに恐れはなく、愛の行いをすることが促されていることを覚えます。受けた愛に感謝し応答して、愛の行いができるように助けてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。

2023.9.10.     礼 拝

 

イザヤ書52:12(P1149)     「先を進み、しんがりを守る」

 

私たちの人生は、様々なピンチに遭遇することがあります。その中で、失望したり、立ち止まったりするのです。しかし、主は、今日も変わることなく、希望を与えてくださっています。それは、私たちが目線を変えてみる時、見つけ出すことができるのです。

1.先を進まれる

私たちは、先を見通すことができません。何も分からない状況で動き出すことは、無謀な行動だと言えるのです。このことは、人生においても同じです。主は、私たちの先を進まれ、道しるべとなってくださいます。そこには、安心と安全が保障されているのです。でたらめに進むのではなく、ただ主について行きましょう。

2.しんがりを守られる

しんがりは、隊列や順番の最後尾を示す言葉です。戦いの中では、あまり目立たない立場ですが、最も危険であり、重要な任務でした。本隊を攻めてくる敵を食い止める役割があったからです。主は、しんがりにいて守ってくださいます。だから、私たちは、敵から攻撃を受けることはありません。主の守りに委ねていきましょう。

3.いつも共におられる

私たちは、主から何かをしてもらえるような者ではありません。しかし、主は、私たちと共にいてくださるのです。主は王となってくださるからです。王は、民に対して責任を負っています。このことは、どのような時であったとしても変わりません。いつも共におられることは、主の愛の行動です。主を賛美しつつ、主と共に進んでいきましょう。

私たちは、何が起こったとしても大丈夫です。前も後ろも完全に守られているからです。目の前にあるピンチを見るのではなく、主を見上げ、主と共に乗り越えていきましょう。

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