「神のなさること」

2012.10.14.        礼  拝

 

コヘレト3:11(P1037)    「神のなさること」

 

Ⅰ.神を信じない人

神を信じない人は「神のなさること」を自分の人生で体験できない。なぜなら、すべての事を、自分がやっている、または、自然にそうなると考えているから。

そして「神のなさること」を信じ、認めないと、人は高慢になるか、その反対に不安のとりこになり、希望のない生き方になるか、のどちらかです。

しかし、神にかたどって造られた人間は、神から離れて生きられない。(ローマ1:20-23)

 

Ⅱ.神のなさることは

① すべて時に適って美しい〈11〉(適(かな)う=うまくあてはまる。ふさわしい)

「何事にも時があり」〈1〉から始まり、〈2-8〉で、様々な営みを記している。そのすべてが、主の御手の中で、グッド・タイミングでなされているということ。

「神のなさること」は、すべてがいつも最善であるということ。(ローマ8:28)

② すべては永遠に変わらない〈14〉

私たちは、すごいスピードで変化している世の中で生活している。しかし、時代や世界の状況がどう変わっても、神ご自身は永遠に変わることがない。

神の人間への愛と神が全宇宙の統治者であることは変わらない。(ダニエル6:27,28)

③ すべては神の賜物〈13〉

クリスチャンに偶然はない。人生の喜びも悲しみも、苦しみも楽しみもすべて神の賜物であり、その一つ一つが、すべて神の恵みなのです。

私たちは「神のなさること」を信じる者として、試練の中で忍耐し、希望をもって、今日一日を生きることができる。(ローマ5:1-5)

「神のなさることは、すべて時に適って美しい」ことを信じて生活しよう。