「夜空を見上げて 」 2026年9月

あなたの天を、あなたの指の業を/わたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。(詩編8:4~5)

 

 まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上では秋にあたります。秋は、空気が乾燥して澄んでおり、空がとても綺麗に見えます。そのため、日本では、昔から秋の夜長に月を眺めて楽しんでいました。

 月と言えば、その模様を見て、「うさぎが餅をついている」ようだと言われてきました。ただ、その見え方は、国によって違っているそうなのです。

 例えば、中国では「不老不死になる薬草を挽くうさぎ」、アラビアでは「吠えるライオン」、南アメリカでは「ロバ」や「ワニ」、北ヨーロッパでは「本を読むおばあさん」など、国や文化によって見え方は様々なのです。

 いずれにせよ、昔から国を問わず、月は多くの人たちを楽しませてきました。

 詩編の作者は、夜空を見上げ、「人間は何ものなのでしょう。」と考えました。主なる神様が造られた偉大な自然を前にして、自分自身の小ささを感じたのかもしれません。しかし、そのような人間を神様が御心に留め、顧みてくださることに、詩編の作者は驚いたのです。

 私たち自身も神様によって造られたのです。それも特別な存在として造られました。だからこそ、神様は、今日もあなたに目を留め、見つけ出してくださるのです。

 「人間は何ものなのでしょう。」という問いに対する答えは、「神に愛されている者」です。今年の秋、あなたも夜空を見上げてみませんか。そして、神様の素晴らしさを、愛を体験しませんか。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太