「主は良いお方②『マリアの賛歌』」
2025.12.14. 礼 拝
ルカによる福音書1:46‐55(P101) 主は良いお方②「マリアの賛歌」
マリアは、自分自身の命に関わるような大きな問題を抱えつつも賛美をささげました。そこには理由があったのです。私たちは、何となくの思いで賛美をささげるのではなく、どのような時にも賛美をささげることができる理由をしっかりと握っていきたいのです。
1.主は目を留めてくださる
主は、マリアに目を留められました。それは、マリアが他の人よりも優れていたからではありません。主の選びの基準は、私たちとは異なっています。主は、何もできないような小さな者であっても目を留め、選ばれるのです。私たちは、弱く、目立たないような存在であるかもしれません。しかし、主は、いつもあなたに目を留めてくださるのです。
2.主は恵みを注いでくださる
マリアが男の子を身ごもることは、常識では考えられないことです。けれども、主がそのことをされたのです。それは、私たちの救いへとつながっていきます。私たちが賛美をささげることができるのは、偶然ではありません。主があなたに恵みを注ぎ続けてくださっているからです。主の恵みの一つ一つを思い返してみましょう。
3.主は祝福を与えてくださる
主の約束は、何があったとしても変わることがありません。それは、アブラハムの時代から始まり、今も変わることがないのです。ただ、そこには、イスラエルの民たちの不信仰もありました。しかし、主は私たちの行動で左右されるお方ではありません。主は、私たちを受け入れ、憐れんでくださるのです。変わらない祝福を受け取る者となりましょう。
賛美は、私たちの内から出てくるものではありません。主が賛美を与えてくださるのです。今日も私たちの全てをもって、主をあがめ、救い主である神を喜びたたえていきましょう。

