「信仰告白」  

2025.11.2.     礼 拝

ルツ記1:15⁻18(P422)     「信仰告白」

 

ルツは、全てを失った姑ナオミと一緒にユダの地へ向かっていました。その中で「あなたの神はわたしの神」〈16〉と信仰告白したのです。この告白は、モアブの女であったルツにとって相当な覚悟が必要でした。信仰告白とは、一体どのようなものなのでしょうか。

1.見つける

ルツの故郷であったモアブには、モアブ人古来の神が存在していました。ルツも長い期間にわたって親しみ、大切していたことでしょう。しかし、ナオミの息子と結婚し、ナオミの姿や夫の姿を通して本当に大切な存在に気付いたのです。私たちも本当に大切なものを知っています。どんな時にも主とつながり続ける者となりましょう。

2.委ねる

これから先に何が起こるのかは、誰にも分かりません。ルツは、そのような中で主に全てを委ねることを選んだのです。私たちには、限界があります。けれども、主に限界はなく、不可能なことは何一つないのです。そんなお方がいつも私たち共に歩んでくださるのです。主に信頼し、主と共に一歩を踏み出しましょう。

3.留まり続ける

主とルツとの関係は、一時的なものではありません。また、ナオミの存在によって左右されるものでもありませんでした。ルツは、何があったとしても主に留まり続けたいと願ったのです。私たちは、信仰告白し続けることが大切です。主は、私たちの思いを最後まで守り続けてくださいます。

「これを信じる者は、失望することがない」〈ロマ9:33〉。この約束は、今も変わることがありません。それぞれが原点に立ち返り、日々心を新たにして、進んでいきましょう。