「神に祈ってから」
2025.8.24. 礼 拝
ネヘミヤ記2:1-8(P740) 「神に祈ってから」
ネヘミヤは、「エルサレムの城壁を再建する」というビジョンが与えられていました。ただ、目の前には、様々な問題が山積していました。そんな状況の中でも彼は大胆に行動したのです。それは、祈りによってでした。
1.時を備える神
ネヘミヤの祈りは、主の時を待つことから始めました。そして、4ヶ月が経ち、ペルシア王にエルサレムの状況を伝える機会が与えられたのです。ここだけを見ると、偶然のようにも思えます。しかし、主は、その背後にあって働いておられるのです。主は、最も良い時に、最も良い方法をもって道を開いてくださいます。
2.勇気を与える神
ペルシア王は、ネヘミヤに「何を望んでいるのか」〈4〉と問いかけました。この言葉は、ネヘミヤを非常に緊張させました。しかし、彼は、祈ることを選択したのです。それも一瞬の祈りでした。あなたは、いつも主に祈る備えができていますか。祈りの中で勇気をいただき、目の前の壁を乗り越える者となりましょう。
3.恵みを与える神
ネヘミヤは、「再建したい」とペルシア王に願い出ました。このことは、命がけのことでもありました。ペルシア王は、その願いを聞き入れたのです。ネヘミヤの願いがかなったのは、神の御手が彼の上にあったからでした。全ては、神の恵みです。主は、全ての中にあって働いてくださいます。恵みを与え、導き続けてくださる主に従っていきましょう。
主は、私たちの祈りを聞き、答えてくださいます。そこに、長い、短いは関係ないのです。何をするにしても「神に祈ってから」始める者となりましょう。