「信仰とは?」
2025.7.20. 礼 拝
ルカによる福音書17:5-6(P142) 「信仰とは?」
私たちは、「できるか」「できないか」という価値観を中心に物事を判断します。このことは、信仰生活においても影響を及ぼしてくるのです。しかし、イエス様が教えてくださった信仰は、「できるか」「できないか」ではなく、その土台の部分なのです。
1.主に目を向ける
弟子たちは、できていない自分自身に目を向けました。だからこそ、イエス様に「わたしどもの信仰を増してください」〈5〉と願っているのです。けれども、私たちは、すでに主からたくさんのものが与えられています。あなたは、自分自身に目を向けていませんか。信仰は、私たちが主に目を向けるところから始まっていくのです。
2.主に信頼する
私たちには、「常識」があります。その中で「できない」と判断すると、行動するのを止めてしまうのです。イエス様は、そんな私たちに「できる」鍵を教えてくださいました。私たちが主に信頼することです。これは、私たちに与えられているチャレンジです。できないと諦めるのではなく、何でもすることができる主に信頼していきましょう。
3.主の祝福を受け取る
一歩を踏み出すことは、難しいことでもあります。なぜなら、私たちは、完璧を求めるからです。しかし、イエス様が私たちに求めておられるのは、「からし種一粒ほどの信仰」〈6〉なのです。主は、私たちの信仰に応えてくださいます。主に期待し、主が私たちに与えてくださっている祝福を喜んで受け取りましょう。
信仰は、私たちの能力で左右されるものではありません。小さな信仰であったとしても主は応えてくださいます。今日も主に委ね、信仰の一歩を踏み出していきましょう。