「新しいことが起こる」
2024.11.17. 礼 拝
イザヤ書43:19(P1131) 「新しいことが起こる」
イスラエルの民たちは、厳しい現実に直面していました。そのような中で、主は「見よ、新しいことをわたしは行う。」と語られたのです。この言葉は、暗闇に光を照らすものでした。主は、私たちを愛し、励まし、力づけてくださるのです。
1.主に期待する
今の状況を変えようとする時、私たちは、頑張って何とかしようとします。しかし、主は、「新しいことを『わたしは』行う。」と語られるのです。新しいことは、私たちが何かをしたから始まるものではなく、主から始まるのです。また、それは、私たちの常識をはるかに超えたものなのです。主の言葉を信じ、主のなされることに期待しましょう。
2.主の御業に目を留める
芽は、種を蒔いてすぐに出てくるものではありません。土の中などでゆっくりと成長し、芽を出すのです。主の御業も同じです。主は、私たちが気付く前からすでに働いてくださっています。主の助けと励ましは、いつも私たちのそばにあるのです。どんな時にも主はあなたを見捨てません。問題ばかりを見るのではなく、主の御業に目を向けましょう。
3.主と共に前進する
困難な状況にある時、考えが後ろ向きになってしまいます。主は、そんな時、「初めからのことを思い出すな。昔のことを思いめぐらすな。」〈18〉と語られます。私たちが見るべきなのは、過去の傷や失敗ではなく、新しいことをなされる主なる神様です。主は、どんな状況の中にあっても私たちを導き、一歩一歩共に前進してくださいます。
今、私たちの目の前には何もないかもしれません。しかし、主によって新しいことが起こります。主がなされることに大いに期待し、喜びをもって主に仕える者となりましょう。