「わが救いの神を待つ」
2024.10.6. 礼 拝
ミカ書7:7(P1457) 「わが救いの神を待つ」
預言者ミカは、エルサレムの人々の姿を見て、嘆きました。誰も信頼することができず、そこには悪しかないような状況だったのです。それでも彼は諦めませんでした。「しかし」と主に心を向けたのです。今の世の中で私たちがするべきことは、一体何なのでしょうか。
1.仰ぐ
仰ぐことは、何となくの思いで見るのではありません。この言葉には、見張るという意味もあるのです。主は、どのような状況であったとしても働いてくださいます。だからこそ、彼は、主を仰ぐことを選択したのです。あなたは、いつも主に期待していますか。自分自身の目に見える状況ばかりに目を向けるのではなく、何よりもまず主を仰ぎましょう。
2.待つ
今、それぞれがおかれている状況から変わるために必要なことは、自分自身の力や頑張りではありません。わが救いの神を待つことなのです。ミカの目の前にある現実は、とても厳しいものでした。しかし、主は、そこから救い出してくださいます。主に不可能なことは何一つありません。全てを主に委ねる者となりましょう。
3.願う
私たちの主に対する叫びや嘆きは、決して無駄なものではありません。主は、私たちの声に耳を傾け、主を信じる者の願いを必ず聞いてくださるからです。そして、たくさんの恵みを私たちのために備えていてくださるのです。自分自身の思いや考えを一番にするのではなく、主を一番にし、主に願い求めていきましょう。
私たちの信仰生活は、時として「なぜ」「どうして」と嘆くこともあります。そんな時にこそ、主に頼りたいのです。一度、心を静めて、わが救いの神を待つ者となりましょう。