「光を放つ者として」   

2024.9.29.     礼 拝

イザヤ書60:1-2(P1159)     「光を放つ者として」

この世の中は、「闇は地を覆い 暗黒が国々を包んでいる」〈2〉状態です。多くの人たちが闇の中をさまよい歩いているのです。主は、そんな中で私たちに光を与えてくださいました。光を受けた私たちに主が求めておられることとは、一体何なのでしょうか。

1.立ち上がる 

立ち止まったところから再び動き出すためには、非常に大きな力が必要になります。主は、私たちに立ち上がるきっかけを与えてくださいます。霊肉共に弱ってしまっていたユダヤ人たちを変えたのは、「起きよ」〈1〉という主の言葉でした。主の言葉には、力があります。御言葉によって力を受け、立ち上がりましょう。

2.行動する 

主は、私たちを立ち上がらせるだけではなく、「光を放て」〈1〉と行動へ導かれます。ただ、私たちは、自分自身から光を出すことができません。しかし、主の光を反射させることによって、周りを照らすことができるのです。私たちの力でできないことも、主によってできるのです。あなたのできることをもって行動しましょう。

3.受け取る 

私たちの目の前の現実は、簡単に変わるものではありません。それでも、主は、「目を上げて、見渡すがよい」〈4〉と語られます。そこには、素晴らしい祝福がすでに備えられているのです。私たちは、今の状況を見て、すぐに恐れてしまいます。けれども、主は必ず栄光を見させてくださいます。主に委ね、主の祝福を受け取りましょう。

私たちに光が与えられているのは、自分自身のためだけではありません。光を反射させ、周りをも照らすためなのです。主の御業に期待し、光を放つ者として一歩を踏み出しましょう。