「主の福音を告げ知らせる」

2024.3.3.     礼 拝

 

使徒言行録8:4(P227)     「主の福音を告げ知らせる」

 

主は、天に上られる前、「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」〈マコ16:15〉と語られました。この言葉を実行したのは、弟子たちだけではありません。聖書に名前が書かれていない多くの人たちもそれぞれの場所で福音を告げ知らせたのです。

1.十字架の愛を受け取ろう

私たちの信仰の土台は、十字架です。十字架の愛を体験した時、人々は居ても立っても居られなくなりました。福音を伝えたいと思ったのです。それは、危機的な状況でも関係ありませんでした。私たちは、どのような時にも主の愛に戻りたいのです。主の愛を自分自身のものとしてしっかりと受け取り、福音を伝えるために立ち上がりましょう。

2.聖霊に満たされ続けよう

一歩を踏み出すのは難しいことでもあります。具体的にどうしたら良いかが分からないからです。聖霊は、そんな私たちを助けてくださいます。聖霊が降ると、私たちは主の証人となることができるのです〈1:8〉。あなたは、日々、聖霊に満たされていますか。自分自身の力で頑張ろうとするのではなく、聖霊の満たしを求めていきましょう。

3.主に用いていただこう

主は、有名な人や能力のある人だけを用いられるのではありません。ごく普通な人たちも用いられるのです。私たちは、できないことばかりに目を向けてしまいます。しかし、目を向けるべきなのは、主があなたを用いてくださるという事実です。あなただからできることがあります。「私を用いてください」と祈り、主の働きを担う者となりましょう。

今年もイースターが近づいてきました。家族・親族・知人・友人に主の福音を告げ知らせていきたいのです。そのために、「私を用いてください」と祈ることから始めていきましょう。