「第一にするべきこと」
2024.1.1. 元 旦 礼 拝
「第一にするべきこと」 エズラ記2:68-70(P725)
イスラエルの民たちは、捕囚から解放され、それぞれが自分の町に戻ることができました。この出来事は、偶然ではなく、主なる神様が働いてくださっているのです。主は、新しい一歩を踏み出させてくださいます。この新しい年も私たちは主を第一にしていきたいのです。
1.主の恵みに応える
エルサレムへの帰還は、イスラエルの民たちにとって大きな喜びでした。また、帰還後の計画も色々とあったことでしょう。しかし、彼らは、それぞれがやりたいことではなく、神殿を再建するという目的のために動き始めました。新しい一歩を踏み出させてくださった主に応えたのです。主の恵みに応え、どのような時にも主を第一にしましょう。
2.喜んでささげる
彼らは、ここで「随意の献げ物」をささげました〈68〉。随意は、「自分の思うまま。強制がなく、自由である」ことを意味しています。誰かから言われたのではなく、自分自身の意志として彼らは献げ物をしたのです。主は、心からささげる物を喜ばれます。周りのものに左右されるのはなく、自分自身から行動する者となりましょう。
3.できる限りのことをする
彼らの献げ物は、それぞれの力に応じたものでした〈69〉。それは、余力を残しておくのではなく、それぞれのできる限りのものだったのです。私たちは、自分自身で限界を決めてしまうことがあります。けれども、主の前に立つ時、最大限の力を発揮していきたいのです。それぞれができる限りをもって主に仕えていきましょう。
日々の生活の中で、第一にするべきことを第一にしていきましょう。主の恵みは、今日も変わりません。喜びをもって主に仕え、主と共に進んでいく一年とならせていただきましょう。