「主を待ち望め」
2023.12.3. 礼 拝
詩編27:14(P858) 「主を待ち望め」
聖書には、繰り返し「待ち望め」と書かれています。ただ、待つことは、私たちにとって難しいことです。ダビデは、「主を待ち望め」〈14〉と自分自身を鼓舞し、周りの人たちを励ましました。主を待ち望む者たちに対して主はどのようなことをしてくださるのでしょうか。
1.守りが与えられる
ダビデの生涯は、危険の連続でした。それは、暗闇とも感じる時だったのです。そのような中で、ダビデは「主はわたしの光」〈1〉と告白しました。光は、闇を消し去り、私たちに安心を与えます。私たちが正しい道を歩んでいくためには、光の中にいる必要があります。主は守りを与えてくださいます。どんな時にも光の内を歩んでいきましょう。
2.救いが与えられる
「主はわたしの光」であり、「わたしの救い」〈1〉です。しかし、時として自分自身だけで問題解決のために奔走することがあります。そして、孤独を感じるのです。主は、そんな私たちに目を留めてくださいます。私たちが呼び求める時、確かに答えてくださるのです。問題を前にした時、一人でもがくのではなく、主と共に勝利する者となりましょう。
3.喜びが与えられる
ダビデは、どのような状況の中でも主に礼拝をささげました。私たちが主を待ち望み、主の恵みを見る時、そこには、喜びがあふれてくるのです。喜びは、私たちの努力で得られるものではありません。主が私たちに喜びを与えてくださるのです。日々、主の恵みを覚える者となっていきましょう。この喜びの中で主に礼拝をささげていきましょう。
主を待ち望むことは、どのような状況でも主に期待し、主に信頼することです。人や状況に目を向けるのではなく、主を見上げ、ただ主を待ち望む者となりましょう。