「賛美の理由」

2023.7.9.     礼 拝

 

サムエル記下22:7(P518)     「賛美の理由」

 

ダビデの生涯は、苦しみの連続でしたが、いつも主への賛美がありました〈詩34:2〉。主に叫び、幸いを得ていたからです。ここに、賛美の理由があります。苦しい時であったとしても、私たちが主に叫ぶ時、その叫びは、賛美へと変えられていくのです。

1.主は聞いてくださる

問題に直面した時、私たちは、自分自身だけで頑張ってしまうところがあります。そして、その結果、疲れてしまうのです。しかし、ダビデは、まず主に叫びました。主が叫びを聞いてくださる方であると知っていたからです。私たちの叫びは、決してむなしいものではありません。主に期待をもって叫ぶ者となりましょう。

2.主は答えてくださる

答えがないならば、叫ぶという行動は、無意味なものとなってしまいます。主は、私たちの必要を知り、最も良い時に、最も良い方法で答えてくださいます。ただ、その時がいつであるかは私たちには分かりません。けれども、主は、あなたの叫びをすでに聞き、答えを備えてくださっています。今も生きて働いておられる主に全てを委ねていきましょう。

3.主は勝利を与えてくださる

ダビデは、苦しく厳しいと感じるような道もたくさん通りましたが、勝利者としての歩みでもありました。このことは、彼の努力によるのではありません。全ては、主によってなされていったのです。主は、それぞれの生涯の中で勝利者とならせてくださいます。主の恵みを数えつつ、私たちのできる全てをもって主をほめたたえていきましょう。

私たちは、主にあって賛美をすることができます。主は、どのような時にもあなたを愛し、あなたのために働いてくださいます。主に叫び、幸いを得、賛美をささげましょう。