「心は燃えていたではないか」
2023.5.7. 礼 拝
ルカによる福音書24:32(P161) 「心は燃えていたではないか」
エマオへ向かっていた二人の弟子は、深い悲しみと失望の中にいました。そんな彼らが復活の主と出会った時、自分自身の心が燃えている事実に気が付いたのです。主は、一人ひとりと出会ってくださり、働かれるのです。
1.共に歩んでくださる
彼らは、復活を信じることができず、仲間のもとから離れ、エマオへ向かって歩いていました。このことは、主から離れていく歩みでもありました。主は、彼らに自ら近づいて来てくださり、一緒に歩んでくださったのです〈15〉。主が共に歩まれるのは、私たちが信仰的な時だけではなく、不信仰な時にも変わらず共に歩んでくださるのです。
2.目を開いてくださる
二人の目は遮られていたために、一緒に歩いているのが主であるとは分かりませんでした〈16〉。そんな彼らの目を主は開いてくださるのです。それは、段階的なものでした。彼らの話を聞き、答え、食事をされたのです。全てを通して彼らの必要は満たされていきました。主は、あなたの必要を知り、最も良い方法で関わってくださいます。
3.燃やし続けてくださる
主が共におられると分かった時、その姿は、見えなくなってしまいました。それでも彼らは、すぐさまエルサレムに戻っていくのです〈33〉。そして、復活の主を証しするのです。彼らは、自分自身の心が燃えている事実に気が付いただけではなく、燃やし続けてくださっていることを知りました。主は、日々、私たちに新しい力を与えてくださるのです。
主は、どのような時にも私たちの心を燃やし続けてくださいます。今日もこのことを再確認したいのです。そして、喜んで復活の主を礼拝し、証しする者となりましょう。