「しがみつく信仰」

2023.4.23.     礼 拝

 

ルカ18:35-43(P145)     「しがみつく信仰」

 

私たちは、「求めなさい。そうすれば、与えられる。」〈マタ7:7、ルカ11:9〉という御言葉をよく知っています。しかし、自分自身の力で頑張ったり、途中で求めることをやめたりすることもあるのです。私たちは、どのように求めていくべきなのでしょうか。

1.主に向かって求める

ある盲人は、イエス様が近くを通られていると聞き、「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」〈38〉と叫びました。近くにいた誰かに聞いてほしかったのではなく、はっきりと「イエスよ」と求めたのです。私たちが求める時、主に向かって求めることが大切です。何よりもまず心を主に向けましょう。

2.周りから何と言われても求める

周りからの言葉は、私たちの気持ちを揺るがすものです。この時、彼は、人々に叱られ、黙るようにされてしまいました〈39a〉。イエス様は、そんな彼を呼ばれ「何をしてほしいのか。」〈41〉と語られたのです。主は、あなたの求めを聞いてくださいます。周りからの言葉に左右されるのではなく、それぞれの思いを素直に主に打ち明けましょう。

3.諦めずに求める

彼は、人々に止められた後も、諦めずにますます叫び続けました〈39b〉。私たちも状況を見て、諦めてしまうのではなく、求め続ける者となりたいのです。なぜなら、主は、私たちの求めを聞き、答えてくださるお方だからです。私たちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えて働かれる主に期待しましょう。

私たちは、主にしがみつきたいのです。主は、私たちに目を留め、いつも変わることなく働いてくださいます。主に近づき、大いに期待をもって求め続けていきましょう。