「主に叫び、主の言葉を聞く」
2023.3.26. 礼 拝
エレミヤ書15:19-21(P1206) 「主に叫び、主の言葉を聞く」
預言者エレミヤは、忠実に神の言葉を伝えました。ただ、誰も受け入れてくれない現状に、心は弱り果てていました。そこで、彼は、主に祈ったのです。それは、嘆きに満ちた叫びの祈りでした。主は、そんな彼の祈りを最後まで聞き、彼に語られたのです。
1.約束を思い起こさせてくださる
エレミヤが預言者として召された時、「わたしはあなたの口にわたしの言葉を授ける」〈1:9〉との約束を受けて、立ち上がりました。主は、ここでも同じように「わたしはあなたを、わたしの口とする」〈19〉と語られたのです。主の約束は、何があったとしても変わることがありません。苦しい時にこそ、主の言葉に戻りましょう。
2.揺らぐことのない者としてくださる
エレミヤにとってイスラエルの民たちからの迫害は、心に大きな傷を与えました。私たちは、周りの人たちの言葉や状況などの様々な事柄に左右されます。しかし、主は、その中で私たちを強くしてくださいます。何があったとしても揺らぐことのない者へと変えてくださるのです。周りを見て、今の状況を嘆くのではなく、主を見上げましょう。
3.共にいて助けてくださる
エレミヤは、孤独な歩みを余儀なくされました。同時に、主への信頼も揺らいでしまっていたのです。けれども、彼は、決して一人ではありませんでした。主は、どんな時にも共にいて助けてくださるお方だからです〈20〉。私たちが忘れている時にも、主は、変わらずに働かれます。主と共に一歩一歩進んでいきましょう。
主は、私たちの叫びを最後まで聞き、必要な答えを与えてくださいます。今日も主の言葉を通して励ましを受け取り、それぞれが心を新たにして、主に仕える者となりましょう。