「わたしの心を知ってください」
2023.2.26. 礼 拝
詩編139:23-24(P980) 「わたしの心を知ってください」
私たちは、自分自身のことをどれだけ知っているでしょうか。ほとんど分かっていないのが実際なのです。だからこそ、「わたしの心を知ってください」〈23〉と主なる神様に告白する者となりたいのです。この言葉こそが、自分自身を知る第一歩だからです。
1.神に聞くこと
私たちは、偶然に存在しているのではありません。神の計画の内に母の胎内で組み立てられ、成長し、今があるのです〈13〉。主は、私たちがどのような者なのかを一番よく知っておられます。良いところも悪いところも全て知っておられるのです。ここに自分自身の答えがあります。何よりもまず主に聞く者となりましょう。
2.神に示していただくこと
主は、私たちが「迷いの道」(口語:「悪しき道」、新改:「傷のついた道」)〈24〉に進み、苦しんでいないかを示してくださいます。そして、そこから悔い改めや回復へと導いてくださるのです。今、罪が示されたならば、素直に悔い改めましょう。また、心の傷が示されたならば、主によって癒していただきましょう。
3.神に導いていただくこと
私たちの人生は、様々なものに頼る人生です。それは、周りの人や物であり、自分自身でもあります。しかし、私たちが真に頼るべきは、主なる神様です。私たちを「とこしえの道」へと導いてくださるからです〈24〉。とこしえの道は、私たちを強め、励ます道です。様々な出来事を通る中で、主の守りと平安を体験することができるのです。
自分自身を知ることは、何とかしなければと頑張ることではありません。何もないことを認めることです。今日も主に全てを委ね、「わたしの心を知ってください」と祈りましょう。