「向こう岸に渡ろう」
2023.2.12. 礼 拝
マルコ福音書4:35-41(P68) 「向こう岸に渡ろう」
イエス様は、「向こう岸に渡ろう」〈35〉と弟子たちを導かれました。しかし、その先には、嵐が待ち構えていました。私たちの信仰生活においても、嵐のように感じる出来事に遭遇することがあります。そんな中で、主はどのように働いてくださるのでしょうか。
1.共にいてくださる
この時、弟子たちは、激しい突風と舟が水浸しになっていくという問題を抱えていました。そして、問題を解決するためにそれぞれが努力をしていたのです。しかし、彼らは、最も大切なことを忘れていました。イエス様に目を向けることです。問題の中にあっても私たちは一人ではありません。守りを与えてくださる主に全てを委ねていきましょう。
2.問題を解決してくださる
問題は、私たちは信仰から離してしまうようなものだとも言えます。彼らは、諦めという不信仰の中にいたのです。けれども、主に不可能なことは何一つありません。彼らの叫びを聞き、主は起き上がり、問題を解決してくださるのです。イエス様にとって私たちは大切な存在であり、私たちを助けるために起き上がってくださいます。
3.前進する力を与えてくださる
弟子たちは、これまでに何度もイエス様がなされた奇跡を見てきました。しかし、一度、自分自身に問題が起こると、信じることができなかったのです。そんな彼らに主は、励ましを与えておられるのです〈40〉。この言葉によって、彼らの信仰は強められ、前進していくことができたのです。主の励ましを受け取り、日々信仰を強めていただきましょう。
イエス様は、私たちにも「向こう岸に渡ろう」とチャレンジされます。今日、この言葉に素直に応答する者となりたいのです。主に委ね、主と共に一歩を踏み出してみましょう。