「喜んで迎える」
2022.12.25. クリスマス礼拝
ルカ福音書2:10-12(P103) 「喜んで迎える」
クリスマスは、喜びの日ですが、最初からそうだったのではありません。世界で最初のクリスマスの当事者たちは、悩みや苦しみの中におり、喜びとは程遠い状況だったのです。しかし、主なる神様は、そんな人々を「喜んで迎える」者へと変えてくださったのです。
1.目を留めてくださる
クリスマスの良い知らせを最初に聞いたのは、羊飼いたちでした。この当時、彼らは、神から遠く離れ、見捨てられた存在だと考えられていました。神が何かをしてくださると考えもしなかったでしょう。けれども、神が彼らを見捨てたことは、一瞬たりともありませんでした。神は、一人一人に目を留め、価高い存在として扱ってくださいます〈イザ43:4〉。
2.喜びへ変えてくださる
天使が彼らに伝えたのは、「民全体に与えられる大きな喜び」〈10〉でした。喜びは、自分自身で得るものではなく、神が与えてくださるものなのです。その喜びを掴むために、私たちは今いるところから一歩を踏み出す必要があります。神は、恐れを喜びに変えてくださいます。神の御言葉を聞き、一歩を踏み出してみましょう。
3.新しい歩みへ進ませてくださる
彼らの人生は、この時から大きく変わりました。ただ、ここで全てが終わったのではありません。クリスマスは、ゴールではなく、リスタートです。また、新しい歩みは、神と共にある歩みなのです。私たちの人生は、様々なことが起こります。そんな時にも私たちは一人ではありません。神は我々と共におられる(インマヌエル)なのです。
あなたも本当の喜びを体験しませんか。今日、良い知らせを聞き、一歩を踏み出していただきたいのです。神と共にある新しい歩みをここから始めていきましょう。