「待ち望む」
2022.11.27. 礼 拝
イザヤ書9:5(P1074) 「待ち望む」
クリスマスの出来事は、ある日突然起こったのではありません。イエス・キリストが誕生する700年以上も前からすでに預言されていたのです。この間、人々は、救い主の誕生を待ち望んでいました。待ち望むとは、一体どうすることなのでしょうか。
1.期待すること
主なる神様が預言者イザヤを通して語られたのは、暗闇とも思えるような困難な時代においてでした。何かに期待することもできない状況だったのです。しかし、主は、そんな彼らに大いなる光を見させてくださいました〈1〉。勝利の中を歩ませてくださるのです。期待は、私たちの力で手にするものではなく、主が与えてくださるのです。
2.委ねること
待つことは、私たちにとって忍耐が必要な事柄です。将来にどのようなことが起こるかが分からないからです。けれども、主の約束は、何があったとしても変わることがありません。「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる」〈6〉のです。私たちの考えや思いでどうにかしようとするのではなく、主に全てを委ねていきましょう。
3.備えること
待ち望む期間は、何もしなくても良いのではありません。そこには、普段通りの生活があるのです。あなたは、いつも主を礼拝することができていますか。主は、私たちといつも出会ってくださいます。その中で喜びを与え、主の恵みに生きる者として整え続けてくださるのです。日々、主にあって喜びを受け取り、心を備える者となりましょう。
主は、私たちを待ち望む者とならせてくださいます。今年のクリスマスも主が素晴らしいことをしてくださることを大いに期待し、委ね、備えていきましょう。