「起きよ、光を放て」

2022.10.9.     礼 拝

 

イザヤ書60:1-9(P1159)     「起きよ、光を放て」

 

私たちの人生は、良いことばかりが起こる訳ではありません。様々な問題を抱える中で、「闇」と感じるような時もあるのです。そんな私たちに主は「起きよ、光を放て」〈1〉と語られるのです。ここに私たちの変わることのない希望があります。

1.立ち上がらせてくださる

ユダヤ人たちは、霊的にも肉体的にも弱ってしまっていました。もはや眠ってしまっているような状況でもあったのです。しかし、「起きよ」という主の言葉から彼らは変わりました。主からの励ましを受け、改めて立ち上がることができたのです。主の言葉には力があります。現状を見て諦めるのではなく、主の言葉を受け取り、立ち上がりましょう。

2.用いてくださる

主は、「起きよ」という言葉だけではなく、続けて「光を放て」と語られました。それは、主の光を私たち自身が受け、反射させ、周りを照らしていくことなのです。私たちの力には、限界があります。しかし、全ては、主によってできるのです。あなたを立ち上がらせてくださる主は、あなたを大いに用いてくださいます。

3.主の栄光を見せてくださる

主によって希望が与えられたユダヤ人たちですが、彼らの目の前には、困難な状況が続いていました。それでも主は変わることなく励まし続けられたのです〈4〉。私たちが主によって立ち上がり、用いていただく時、必ず主の栄光を見ることができるのです。どのような時にも主に全てを委ねていきましょう。

主イエス・キリストは、「あなたがたは世の光である。」〈マタ5:14〉と語られました。あなただからできる働きがあります。主の栄光を輝かす者とならせていただきましょう。