「受け継がれた信仰」
2022.5.8. 礼 拝
Ⅱテモテ1:5(P391) 「受け継がれた信仰」
テモテは、祖母ロイス、母エウニケから信仰を受け継いできた忠実な信仰者でした。しかし、様々な問題の中で弱ってしまっていたのです。このことは彼だけではなく、私たちの信仰生活でも起こり得るのです。そんな時、どうしたら良いのでしょうか。
1.原点に戻る
問題が起こった時、私たちはそのことばかりに目を留めてしまいます。そんな時にこそ、信仰の原点を改めて確認したいのです。テモテは、自分自身の力で今の働きへと立ち上がったのではありません。純真な信仰によって立ち上がったのです。私たちにとって必要なものはすでに与えられており、私たち自身がすでに握っているのです。
2.励ましを受け取る
テモテは、弱ってしまう前から祈られていた存在でした。それは、使徒パウロだけではなく、純真な信仰者であった祖母と母によって積み上げてきた祈りもあったのです。私たちも先の人から信仰を受け継いできました。そこには多くの祈りが積まれているのです。私たちは祈られています。困難な時、この祈りを思い起こしましょう。
3.聖霊に頼る
テモテは、弱さの中で立ち止まることを余儀なくされました。そんな彼がさらに前進していくことができたのは、聖霊によってなのです。この出来事の後、彼は、イエス・キリストの福音を伝える使命を忠実に担う者としてさらに成長していきました。聖霊は、私たちの使命を確認させ、再び燃えたたせてくださるのです。
私たちは、すでに良いものを受け取っています。そのことを再確認していきたいのです。それぞれが委ねられている働きを今日も忠実に担っていきましょう。