「おはよう」
2022.4.17. イースター礼拝
マタイ福音書28:8-9(P59) 「おはよう」
主イエス・キリストは十字架に掛かられ、墓に葬られました。しかし、婦人たちが墓を見に行った時、主の天使から「復活なさったのだ」という言葉を聞くのです〈6〉。婦人たちは、復活の事実を弟子たちに知らせるために走り出しました。
1.待っていてくださる
走り出した婦人たちは、復活の事実を完全に信じることができていませんでした。「恐れながらも大いに喜び」〈8〉であったのです。イエス様はそんな婦人たちの行く手に立っておられました。それは、婦人たちと出会うためだったのです。イエス様は私たちの必要を全てご存じであり、いつも先回りしてくださるのです。
2.喜びに溢れさせてくださる
イースターの出来事は、悲しみから始まりました。しかし、イエス様の「おはよう」〈9〉という言葉を聞いた時、悲しみは喜びへと変わっていったのです。なぜなら、この言葉には「喜びなさい」という意味があるからです。イエス様は私たちに決してなくなることのない真の喜びを確認させてくださいます。
3.走り続けさせてくださる
復活されたイエス様との出会いを通して婦人たちは弟子たちのもとへと走り続けることができました。それは、彼女たちの力だけでできたのではありません。主が共にいてくださったのです。私たちにとって難しいと感じることはたくさんあります。主は私たちを励まし、力づけ、実行させてくださるのです。
復活の主は、今日もあなたと出会ってくださり、「おはよう」と声を掛けてくださいます。あなたもこの喜びを握りしめ、主を証しする者となりませんか。