「名を呼ぶ」
2022.4.3. ウェルカム礼拝
ルカ福音書19:1-10(P146) 「名を呼ぶ」
名前は、私たちにとって大切なものです。名前を呼ばれることによって「自分は尊重されている」とも感じることができるのです。ザアカイの人生は、イエス・キリストと出会い、名前を呼ばれた時から大きく変わったのです。
1.名を呼んでくださる
ザアカイの名前には、「義人」や「きよい人」という意味があります。しかし、名前とは真逆な私生活を送っていました。だから、彼のことを名前で呼ぶ人はおらず、「罪深い男」と呼ばれていたのです。イエス様はそんな彼を見つけて「ザアカイ」と呼ばれたのです。イエス様にとってザアカイはとても大切な存在であったのです。
2.関わり続けてくださる
イエス様は「今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」〈5〉と声を掛けられました。このことは、決して偶然ではなく、最初から決まっていたことだったのです。それは、彼と共に食事をし、関わるためだったのです。誰とも繋がりもなく、暗闇の中にいた彼に光を照らしてくださったのです。
3.新しい歩みへと導いてくださる
イエス様を迎えたザアカイは、一つの決断をしました。今までの行動を悔い改め、新しい歩みへと進んでいく決心だったのです。新たな一歩を踏み出すことは、不安が伴います。けれども、自分自身の力で一歩を踏み出さなければならないのではありません。イエス様は私たちの背中を押し、一歩一歩導いてくださるのです。
「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである」〈10〉。イエス様は、あなたを捜し、名を呼び、共に歩んでくださいます。今日、このお方を迎え入れませんか。