「聴くことの大切さ」

2022.2.27.     礼 拝

 

サムエル記上3:10(P432)     「聴くことの大切さ」

 

サムエルは、士師であり、祭司であり、預言者でした。どんな時にも忠実に主に仕え、イスラエルを導いてきたのです。そんな彼の信仰者としての第一歩は、「聴く」ことから始まりました。この祈りの生活が彼の生涯を支え続けたのです。

1.主に心を向ける

主は、サムエルの名前を呼ばれました〈4、6、10〉。それは、決して特別な時ではなく、平凡な日常の中で起こったのです。彼はどんな時にも主に心を向けていました。だから、すぐさま応答することができたのです。あなたは、いつも主に心を向けていますか。忙しい日々にあっても、主の前に静まる時を持ちましょう。

2.主の言葉を受け取る

サムエルは、祭司エリが教えた通りに「どうぞお話しください。僕は聞いております。」〈10〉と答えました。私たちの祈りは、願いが中心となってしまうことがあります。自分自身の思いを話すだけで終わってしまうのです。主は私たち一人一人にも語られます。何よりもまず主の言葉を聴き、受け取る者となりましょう。

3.主の言葉に従う

主が語られた言葉は、サムエルに大きな衝撃を与えました。また、そのことをエリに伝えることを恐れました〈15〉。主の言葉を聴き、従うことは、難しいことです。しかし、主はそんな私たちと共にいて、行動することができるようにと背中を押してくださるのです。聴くだけで終わるのではなく、主に委ねて一歩を踏み出しましょう。

主は今日もあなたに必要な言葉を語ってくださいます。日々の生活の中で、主の言葉を聴き、主にあって信仰者として成長させていただきましょう。