「全き者であれ」
2022.1.23. 礼 拝
創世記17:1-2(P21) 「全き者であれ」
アブラハムは、主の言葉を聞き、神の約束を信じました。しかし、その後、自分自身の考えで勝手に行動するという失敗をしてしまうのです。主はそんな彼を見捨てることなく、再び声をかけられました。
1.主を求めて歩む
「わたしは全能の神(エル・シャダイ)である。」と主はアブラハムに告げました。赤子が母親によって必要の全てが満たされるように、私たちにとって主なる神様こそが、全てを満たすことのできるお方であるからです。主と繋がり続ける時、私たちは成長することができます。
2.主の前を歩む
私たちは周りからの目が気に掛かってしまいます。それによって、喜んだり、落ち込んだりするのです。主は「あなたはわたしの前に歩み」〈1・口語訳〉と語られました。それは、主が後ろから見てくださっていることを意味しているのです。主は私たちと関わってくださいます。どんな時にも主を意識して歩みましょう。
3.主に信頼して歩む
主との契約の中で彼が果たすべき責任は、「全き者となりなさい」ということでした。この言葉は、完全な者、欠点のない者になるようにと命じているのではありません。主がなされる御業に期待し、信頼して行動することなのです。ただ、私たちの力では難しいことです。主はそんな私たちを日々整えてくださるのです。
私たちは主によって「全き者」となることができます。自分自身の考えだけで進むのではなく、主と共に一歩一歩前進していきましょう。