「私たちのなすべき礼拝」 中山神学生

2022.1.2.     礼 拝

 

ローマ12:1(P291)     「私たちのなすべき礼拝」

 

私たちは今朝、あらためて「私たちのなすべき礼拝」とは、どのようなものかを知り、この新しい1年を、心新たに歩んでいきたいと思います。

信仰と真実をもって

パウロは、私たちの全存在を神様に献げることこそ、「なすべき礼拝」であるとし、どのように、自分自身を神に献げるべきかについて、教えます。一つ目は、「生けるいけにえ」として、献げるということです。それは、日常の生活においても、信仰と真実をもって生きることを表しています。

神のためにささげられたものとして

二つ目は、「聖なるいけにえ」として、献げることです。私たち自身は、主イエス様の十字架の犠牲によって、既に神のものとされているのです。私たちが既に、神様のものであることを認め、神様に仕えることを通して、自分自身を献げていくものとなりましょう。

神の御心にしたがって

最後に、「神に喜ばれるもの」として、献げることです。神に「喜ばれる」とは、神に「受け入れられる」という意味です。そのためには、「神の御心」を知る必要があります。聖霊さまの助けによって、日々聖書を読み、祈る中で、「神の御心」を知り、行う者となりましょう。

私たちの生活は、神の憐れみに対する応答です。だからこそ、全存在を、神に献げられたものとして、信仰と真実をもって、神の御心にそって生きる生き方こそが、私たちの「なすべき礼拝」なのです。神様の憐れみに応答し、私たちの全存在を傾けて、日々信仰と真実を表す生活をもって、2022年も歩んでいきましょう