「すでにある恵み」

2021.12.26.     礼 拝

 

Ⅱコリント12:9-10(P339)     「すでにある恵み」

 

主は「わたしの恵みはなたに十分である。・・・」と言われました〈9〉。

1.パウロの置かれた状況

コリント教会へ向けた手紙には、にせ教師によって「パウロは正しいのか?」など悪口が言われており、これに対応する必要があったことが背景にあります。パウロは自分の体験を通して、働かれた主について語ります。彼は自己弁護に徹するのではなく、常に主に栄光をお返ししていました。 

あなたは現在、どのような状況に置かれているでしょうか?

2.人の目に見える範囲

パウロは、自分に与えられたとげについて、取り去ってくださいと願いました〈8〉。しかし、「恵みは十分であり、力はその弱さの中でこそ発揮される」と言葉を受けます。私たちが自分の目で見ているものは、全体ではありません。神様だけがすべてをご存じです。

パウロはキリストのために、満足し喜びました。私たちも弱さを見る時には恵みを受け取りましょう。

3.すでにある恵み

2021年は皆さんにとってどのような日々だったでしょうか?良いこと、困ったこと、それぞれに浮かぶと思います。パウロが恵みを持ち続けたように、私たちにも恵みは主にあって与えられ続けています。

結果が分からないこと、変化が見えないこともありますが、主の計らいに期待して新しい年を迎えましょう。

天にいます父なる神様。この一年間も主がわたしと共におられ、この守りの中を歩むことができた恵みに感謝します。来年も期待します。主イエスの御名によって。アーメン。