「子供たちを来させなさい」

2021.11.14.     礼 拝

 

マルコ10:13-16(P81)     「子供たちを来させなさい」

 

子供たちは、聖書の中で「最も小さい者」と表現されることもあるように、一番身分の低いものとして見られていました。イエス様は、そんな子供たちを喜んで迎え、抱き上げ、手を置いて祝福されたのです。

1.イエス様は私たちを招いてくださる

人々は子供たちをイエス様のもとへ連れて来ましたが、弟子たちに叱られてしまいます。イエス様に近づく道がふさがれてしまったのです。しかし、イエス様は「子供たちをわたしのところに来させなさい。」〈14〉と招かれたのです。イエス様は何があったとしても拒むことなく、招いてくださるのです。

2.イエス様は私たちを大切に思ってくださる

イエス様は、地上での生涯の中で多くの人々と関わられました。その中には、徴税人や罪人たちもいました。誰もが関わりたくないと思うような人でも自ら会いに出かけられたのです。イエス様にとって周りの評価は関係ありません。一人ひとりがとても大切な存在なのです。

3.イエス様は私たちを祝福してくださる

この当時、教師が手を置いて祝福するのは、珍しいことではありませんでした。けれども、イエス様と他の教師たちとの間には決定的な違いがありました。それは、子供たちを愛し、祝福されたということなのです。イエス様は、見せかけの愛ではなく、心の底から愛してくださるのです。

イエス様はあなたを今日も招いてくださいます。色々なことを考えてから行動するのではなく、「子供のように」〈15〉イエス様のもとに行き、愛と祝福を受け取りましょう。