「垣根を越える」

2021.10.24.     礼 拝

 

創世記49:22(P91)     「垣根を越える」

 

垣根は「敷地を限るために設ける囲いや仕切り」であり、内と外を分ける境界線となるものです。私たちは知らないうちに心の中にも垣根を作ってしまい、内に閉じこもってしまうことがあります。主はそんな私たちに垣根を越えさせてくださるのです。

1.主が共にいてくださる

ヨセフの生涯は、理不尽な出来事の連続でした。そんな中にあっても、彼は希望を失うことなく、忍耐をもって正しく歩み続けました。それは、主が彼と共におられたからです。また、彼自身もそのことを信じ続けたからです。あなたはどんな時にも一人ではありません。心を主に向けていきましょう。

2.主が成長させてくださる

木が成長するために必要なものは水です。そのため、干ばつが起こると、多くの木は枯れてしまいます。ヨセフは「泉のほとりの実を結ぶ若木」〈22〉でした。泉のほとりにある木は、干ばつが起こったとしても問題ありません。なぜなら、泉から水を吸い上げることができるからです。主によるならば、私たちは常に成長することができます。

3.主が垣根を越えさせてくださる

主は私たちを成長させ、実を結ばせてくださいます。しかし、自分自身の中にある垣根が邪魔をし、その範囲から出ることができなくなってしまうことがあります。主はそんな私たちが垣根を越えることができるように手助けをしてくださいます。主はあなたを用いてくださり、さらに多くの実を結ばせてくださいます。

最初から無理だと決めつけてしまっているものはないでしょうか。主と共にある時、主はあなたを成長させ、垣根を越えさせてくださいます。